お漏らしの原因は?


90000kmを超え、ぼちぼち何かありそうな予感はしていたのですが・・・ちょうど、ラジエターキャップを国産品に変え、テスト
していたときだったのですが、3日に一度クーラントを1リットル近く補充しなければならないような状態に陥りました!
とにかく運転をしていると、クーラント臭がしてくるのです。最初のうちは特に漏れが見られたわけでもなく、ある程度距離を走
ると水温が高めになり、冷ませてから冷却水をチェックすると、ほとんどタンクの中は空の状態になる???
こんな事を5〜6回繰り返していました。それがだんだんひどくなってきて、特にエンジンが暖まると「だらだら〜」と、ちょうど
ミッションケースのあたりからたれて、水たまりを作るほどに・・・・

冷却水が減る原因としてもっとも考えられるのは、ホースからの漏れ、キャップのパッキン不良、ウォーターポンプの不具合、
そして最悪なのがヘッドガスケットの抜けです!今考えれば、デルタの水周りの構造を知っていれば、もっと早く発見できて
いたはずなんです。今回の場合キャップを国産品に交換したことが先入観としてあったため、視野が狭くなり、結果場所の
特定ができなかった事が教訓となりました。

まず、ホース類はアッパー&ロアホースが疑わしい(前科あり!)ので点検しましたが、異常なし。キャップは純正品が3個
あったので、それぞれ付け替えては点検し、タンクからのブリーザーホースをエンジンルームの上まで持ってきて点検しましたが
異常なし!症状からして、冷えているときは漏れが見られないので、ウォーターポンプが原因なら、始動すれば漏れがおこるは
ずなのであまり疑わしく思いませんでした・・・さてさて、最悪の状態であるヘッドガスケットの抜けですが、この場合プラグの電極
部分に白いブツブツが付くはずなんです・・・・もう祈るような気持ちでプラグを外していきます(^^;

考えてみれば、オーバーヒートさせたこともないですからヘッドの歪みなんてあまり考えられないですし、ブーストアップしている
わけでもないので、ガスケットの吹き抜けなんてそうおこるものじゃないですね?結局、4本とも異常がなく場所の特定ができな
かったのでB'sガレージさんへ電話しました!しかし、電話では状態がうまく伝えられないです。
車検も間近と言うこともあり、とりあえず自走できそうなのでB'sガレージさんにお任せしようと腹をくくりました。
点検を中断し、前日に行ったエアコン熱対策の仕上げをしようとエンジンルームとの隔壁を取ろうとして目に入ったのが
赤く錆が浮いたヒーターバルブ!



「こ、こいつかぁ〜!」と手で触ると、ちょうど裏側のところがべたべたに濡れています!
なんとも偶然な発覚となりました・・・。嬉しかったので?(^^; B'sガレージさんに電話して話すと、「部品の在庫がある!」
とのお話。さっそく宅急便で送っていただきました。ついでにあの対策部品も・・・・にひひ(^^;

デルタの純正ヒーターバルブは、室内の温度調整ダイアルを回すことによって開閉させるのですが、冷気を必要とする
夏の場合、どうしてもふさぎきれない温水が廻ってしまい、結果「エアコンの効きがあまりよくない!」という理屈です。
ですから、関西の”ガレージなかむら”さん仕様のように、ボールバルブなどでヒーターバルブ直前をカットできる構造に
してしまえばいいのです・・・今回はこの部品も送っていただきました!
バキューム(負圧)を利用して開閉する、国産オートエアコン用!だと思うです。

さて、問題はヒーターバルブの取り外しです!なにせ狭い場所にあること・・・手が入らないのでB'sガレージさんに聞いた通り
ワイパーモーターのブラケットを緩め、わけのわからん黒い(丸い)エアタンクを外し、挙げ句の果てにはワイパーをリンクごと
外すこともしましたが、普通の工具(スパナやメガネレンチ)では、夜が明けてしまいそうです(^^;
そこで、作業を中断し専用工具を作ってから再度挑戦することにしました。
この時点で、手からの出血数カ所(^^;

うちの工場へ行き、全長30cm程のマイナスドライバーに、10mmのボックスを溶接しただけなのですが、これがすばらしい!!(自画自賛)
あれほど苦労していた作業が、たったの10分!で終わってしまいました・・・うむむ、持つべきはよい道具(^^;

  
ありがたい工具                           中は水垢?錆?(左は新品)

  
ばかたれ「パッキン」                          取り付けしたところ

ちょっとやっかいだったのが上のゴムパッキン!・・・長年の使用で見事に車側に張り付いてしまい、取るのに苦労しました。
とりあえず、ヒーターバルブの交換は事なきを得ました。(^^)

しかし!問題は、B'sガレージさんから送っていただいた対策用ヒーターバルブ!
こやつは非常にすばらしい品なんですが、スペース的に収まる場所がない!
とりあえずもとの状態に戻し、純正のヒーターバルブから漏れがないことだけを点検して後はエンジンルームとにらめっこ!
結局、配管を延長するしか方法が思いつかなかったので、会社へ行き国産車用のホースを何本か持ってきました。
もうあとは現物あわせでの地道な作業です、それでもなんとか収まる形になったので、タイラップで固定してテスト走行!
ををを〜!寒いエアコンめちゃくちゃ効いてます。ううう、、、苦労が報われた。

 

あとは仕上がりの問題なので、ホースを耐熱材で包んだり、取り回しを整えたりして完成したのがこれです!
作動は室内から行いたかったので、外気&内規循環スイッチの負圧からバルブへとホースを分岐して動かせます。
手間がかかったけど、やりがいのある仕事でした!
ただ、走行をあまりしていないので、今後何がおこるか解らないです・・・・
しばらくはテスト期間です、まぁトラブルと言っても考えられるのはホースからの漏れくらいでしょうか?