 既におなじみ、カルティエの国際保証書です。カルティエの「サントスガルベ」はカルティエの現行カタログモデルの中でも最も古くから存在する「カルティエの歴史そのもの」のようなリストウォッチ。最もスタンダードなカルティエらしいカルティエの顔には違いがありません。英仏王室御用達時計職人にも任ぜられたルイ・カルティエが、友人のブラジル人大富豪飛行家のイメージで創りあげた傑作中の傑作です。リアルタイムのフランス貴族をはじめとした世界のセレブの間でも、豪華バングル相当の価値を認められているカルティエのウォッチは、世界中の紳士的なパーソナリティから真面目で温厚なイメージのビジネスマン、そして飛行機に関する伝説を好むマニア、そして勿論インターナショナルなイメージを愛するエレガントな女性、そして首都圏大学生に至るまでのどちらかと言えばロマンを嗜好するタイプが、このモデルを愛しています。 |
 業界的な権威のあるテレビ番組『ファッション通信』でもしばしばコレクションが登場されてきたイタリアの一流ファッションブランドのひとつ『エンリコ・コヴェリ』ブランドのクロノグラフウォッチを、1万円を切る価格帯で入手。これまでの『無印良品』真鍮製メンズウォッチや『カシオ』ウォッチからの交代劇である。実用ウォッチの必要性は高く、また困ったときには質屋サンおよび買取店を利用するのが伝統になっているセレブ世界(ジャクリーン・ケネディ・オナシスも買取をよく利用しては新品購入にあてていたエピソードは有名)では、ブランドウォッチは逆に、あまり気軽にはつけて歩けない種類のアイテムと化しています。「気軽にはめられてしかも実用性能の高いトップブランドのリストウォッチ」であれば、成程、G-SHOCKも良いのだけれど(ちなみにG-SHOCKには見分けのつかないニセモノが多すぎるとの話もある。そういえば、あの種の時計はニセモノをとても作りやすいはずなのです)、エアフリートマニアやセスナ機パイロットあたりには、パイロットクロノグラフなるカテゴリのウォッチは実際上とても魅力的である。『オメガ』が欲しい人には如何なく『オメガ』をお薦めしたい気もするのだが、とりあえずここでは意外に知られていない「エンリコ版クロノグラフの使い方」を見てみよう。ちなみに、わが国には世界中の高級ブランド腕時計の文字盤製造専門メーカーがあり、今日では世界シェアが約100%とのことで、残るは使用条件やセンスの違いになってくるのに相違ない。 |