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1999/10/09(Sat)

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 秋のお買い物ドライブ特集号

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For
Tokyo
elegant after-college
people...


[FLEX−J onlineにおけるコメント]

時代のエレガントなトレンドや小粋な関心事、また重要なトピックなどに関して合理主義者的観点からチェックを進めているFLEX−J onlineによる記事には多少評価の厳しい側面がありますが、それらは編集室として営利抜きで《時代》をめぐる最高の案内役でありたいとの願いから示されている部分であり、本誌ウェブマスターが中心となっている編集室としての良心の表れとしてご理解いただきたいと思っています。

[デジカメ画像に関しては
オンライン時にオートダウンロードすることによって見られます]





大人に似合う第一級ファッションモールは都心にある...

大人の女性のためのショッピングテーマパーク『ヴィーナス・フォート』は如何でしたか?

広い館内に、吹き抜けの天井に広がる「蒼い空」の仕掛けやレーザー投影によるコンピュータアニメーション、いろとりどりのメゾンやライフスタイル関連テナントの数々...。ただし、マーケティングリサーチの部分でかなり手間を省きすぎているような面も一方では見受けられました。テナントの多くを閉めるファッションメゾンに関しては、ブランドとしてはそれでも国内消費者からすれば割合こなれているものが多く、それなりのブランドバリューをもち質が良く一着10万円以内の衣服関連であればそれを好んで買う独身女性もいるのかな、と思わせられる反面で、現状の国内のマーケットを見るとアウトレットもしくは軽めな印象のDC系、でなければ現状で『ヴィーナス・フォート』では入手不可能な銘柄の超一流品、という、アフターバブル時代らしい消費者における個性的な好みが現れてきているために、有明青海ゾーン随一の館内のレジには、オープン当初ではあれ顕著な動きは感じられませんでしたね。

丸井あたりで展開している英国の紳士服デザイナーズブランド「ポール・スミス」あたりの売り場は、自分として買物に行ったり眺めたりしている印象ではそれなりに動きが感じられる部分で、女性のほうはむしろ一般的に見て支出に関して厳しいのだという事実があらためてそこには表れてもくるわけです。そして品物の値段が上がるにつれ、基本的な認識ではありますが、顧客の実数は減ってきます。

海外ブランドメゾンの品物にせよ、たとえばルイ・ヴィトンのバッグなどの多くはリゾートステイを兼ねて手軽に行けるグアム・ハワイや香港などのデューティーフリーショッパーズか、さもなければ一級海外ブランド品を取り扱う国内の量販ディスカウントストア、また質流れ品処分市、センスのある人あたりは国際線スチュワーデスたちが集まってオープンしたような、国内未発売にして元の持主が一回、もしくはまったく着用していないような超一流アイテムが並んでいるハカンドハンズ系ブティックなどで入手されている品物のように見受けられます。もちろん偽造品というわけではない限りはそれでまったく問題はないのですが、時代の流れとしてはいいものを正規のメゾンにおいて正札で購入しても人によってはディスカウントストアで買ってきて身につけているように思われたりしてしまいますし、もちろん一般的な企業勤労者の子女にしか見えない現役の立教大の女子あたりが身につけていれば「ミッドナイト・バタフライ」の噂が立ってしまい(本誌ウェブマスターとしてはそれを一概によくないとはいいません。ただ本当に幸せな家庭に育った立教大学入学者レベルのコであればアルバイトとしては破格とはいっても「ミッドナイト・バタフライ」を志願するコはまずいないだろうな、とは思われますが。ただし、大学女子の場合はインテリ型のストレスが強まる一方で生の実体験には乏しい側面があるのでさらに別の方面のアルバイトに向かってしまうことのほうが多いというデータもありますから、それとはもちろん比べようもなく「ミッドナイト・バタフライ」のほうがまともで貴族的な接客産業には違いないのだとはいえます)、あらぬイメージを持たれて周囲から友達が急に減ってしまう可能性すらあるわけですが、いずれにしてもバブル時代を経て国内の消費者の間には「いいものを買うのであればやっぱり超一流品、普段着るのであればせいぜいディフュージョンライン物かDC物、デパートブランド物で十分」という認識が生まれているように思われるのです。

『JJ』あたりが提示している「お洒落お嬢様系女子大生のワードローブ」的な記事の多くは彼女たちにおけるいわゆる「超よそ行き」を示しているものであるか、友達や母親、すでに社会人としてそれなりに仕事をしてきた姉あたりからの借り物、とみて間違いないでしょう。というよりも、ウェブマスターである自分として学内の女子に話を聴いたところではどうやらそれが真相らしいですよ。

しかし、国内にも素晴らしいショッピングモールが多くあり、必ずしも海外リゾートステイを予定するつもりもなく海外店で円高差益分を節約しようと思っているわけてもないのであれば、そこを知れば、頻繁には利用しないまでも人生のうちで何度かあるような素敵なひとときのために何度かは利用してみたいプレイスではあると思われます。

たとえば聡明な素晴らしい近代女性として生きたココ・シャネルの伝記に魅せられているような女性であれば、いちばんいい瞬間にはシャネルブランドのスーツやドレスを着ていたいと思うでしょう。むろん、デザイナー個々人をめぐるサイドストーリーには関心の薄い美としての服飾やデザインがお好みの人々にも、あるいはある種の現代的な種族ステイタスを実現しようと思いながら仕事を頑張ってきたような人々にも、それらの一級ブランドが持つ光沢感には自己実現や充足のイメージが投影されやすいということはあるのかもしれません。そして人生の充足という尺度で人々の消費行動を測れば、一時期の好不況などという国内経済的な現象にはあまり因果関係がない、ということもいえると思います。

それは基本的に主として欧州の貴族あるいはその末裔たちが腕時計にはカルティエのシックなものをはめ、セミフォーマルな場でのネクタイにはバーバリーのものを身につけ、財布は持たずにクレジットカードを主に使いながら小額の紙幣を純銀製もしくは貴族御用達ブランドがカタログに載せているようなマネークリップ(本誌ウェブマスターも愛用しています。高価な品物ではありませんが、欧州では多くの場合そこにイニシャルを刻んで使うことが好まれています)でとめているような図式上でのことです。

それは彼らが長い間の生活の中で彼ららしいモードの中で培ってきた価値観が選んできた彼らにおける基本型なのであって、けっして彼らは贅沢や華美を望んでいる享楽的な人々、というわけではない、という部分は、「いいものを買うのであればお金の無駄にならないように本当に良い品物を」と願っている今日の国内の消費者たちの意識にも共通する部分があると思います。

▽▼▽インペリアル・プラザ及び帝国ホテル利用上の心構え▽▼▽


インペリアル・プラザは帝国ホテル直結の複合型商業施設です。東京の場合は、地下鉄の日比谷駅から目と鼻の先にあります。日比谷の映画館街や皇居お堀端の近く、といえばわかりやすいでしょう。もちろん銀座・有楽町からも歩いていける距離です。
ツーリストホテル自体は数も多くなり、さまざまなスタイルの施設ができていますが、帝国ホテルは老舗中の老舗。そこは世界からやってくる最高貴賓席を有する、民間リセプション施設では最上級の社交型施設です。有名な用いられかたは海外トップスターをはじめとした賓客の東京ステイにここが好んで利用されているというあたりでしょう。実際にスィートから出てきて館内を見て回っているようなハリウッドスターやアーティスト、海外作家・文化人などの人々とも遭遇できる確率が国内でもっとも高い場所ですが、感覚的にはマンハッタンを歩いていればなにげなく現地の超有名人が歩いていたりするような雰囲気であって、彼らにしてもそこにいて当たり前な人々のそれぞれでしかない、と思わせられるあたりはさすが帝国ホテルなのだといえそうです。
ただし京都の玄人筋の遊び場あたりとは違い、一見さんお断りではないのであらゆる施設が利用できます。ホテルなのですからもちろんそれは当然のことなのですが、というよりも、さまざまな海外アーティストもよく宿泊に利用しているという、上質で心優しくフレンドリーな面を多く持つので、素地の上からも「慇懃無礼でつきあいにくい」ような場所ではない、むしろ驚くほど居心地の良いオープンマインドには驚かされます。建物の器だけではない、ホスピタリティのランクでも匹敵する関係同士として、資本系列は違いますが、わかりやすい例で言えばワイキキオーシャンフロントのシェラトン・モアナ・サーフライダーホテルあたりにとても似ています。イギリス、日本、ハワイ...と、島国独特の一級ホテル独特の洗練度の高さを持ち、きめ細やかです。モアナホテルも時代の波の中で世界的なホテルチェーン大手の傘下に収まりましたが、歴史のある素晴らしいホテルです。

インペリアル・プラザは銀座からも近いですが、けっして『ヴィーナス・フォート』っぽい場所ではありません。もっと落ち着いていて穏やかな、雰囲気が良好でそこにいるととてもよりよくリラックスできます。隣接する帝国ホテルの駐車施設を利用できますので、銀座や表参道スタイルのアヴェニュー型ファッショナヴルゾーンというよりはむしろ『ヴィーナス・フォート』館内で売られているような、値段の高い割に買ってみてもいまひとつ充実感には希薄な、デザイン系カジュアルおよびOL向けブランドでは飽き足らない、「せっかく晴れがましい瞬間のための衣服を購入する際には多く支出してもなるべくいい物を」と思っている人のための究極にしてよりオーソドックスなファッショナブルモールなのだと思えば間違いがありません。

せっかくたった一度の人生なのだから、楽しい時にもつらい時にも衣服に関しては良い物を着ていたい...そうした想いを優しく柔軟に受け止めてくれながらもそれぞれらしくいさせてくれるような大人の雰囲気が、立派に作られているものの華美ではない館内を包み込んでいます。ですから、『ヴィーナス・フォート』をそれなりには経済力を持っているような独身の20代から30代の都市的な女性のための「スケールアップ版原宿ラフォーレ」なのだとすれば、吟味されたブランドしか店舗を持たないややコンパクトな印象のインペリアル・プラザは徹底的に快適性と合理性とが追求された大人の女性全般に向けられた究極のファッションモールなのだとすることができますし、テナントメゾンの数も本当に良い物を作れるけっして少なすぎるということはありません。

銀座に二輪を除く自動車を停められるスペースを見つけるのは至難の業なので、もしもクルマで銀座・有楽町にまで出かけるような時には、国内有数の定評を有する都市ホテル施設のインペリアル・プラザやレストラン街に立ち寄る、というのも魅力的なショッピングドライブデートのプランです。インペリアル・プラザの館内案内所でリクエストをすると『ヴィーナス・フォート』よりも紙質がよく落ち着いた内容のフロアガイドをもらえますので、日比谷・有楽町界隈にはあまり行ったことのない人はさっそくフロアガイドを手にインペリアル・プラザの館内をお散歩をしてみましょう。

一歩館内に入ると、ベイエリアリゾートにある『ヴィーナス・フォート』の若くてにぎやかな混雑がまったく嘘のような、おだやかに落ち着いた静けさ感です。インペリアル・プラザと併設で帝国ホテル本館一階や地下をはじめとしてスペースにも多くのショップやレストランがあります。また広々としてエトランゼムード満点のフロント前空間は広々としており、巨大な室内型オープンカフェで埋め尽くされている雰囲気です。本館内の洋書ショップあたりには日比谷のオフィスや公官庁あたりに勤務していそうないでたちの女性が熱心に立ち読みをしている姿も見受けられます。優れてとても近現代日本スタイルの立派なホテルでありつつも、ライバルに当たる国内外資系一級ホテルの館内と比べてもむしろ一段進んだ欧米的な世界という印象で、「垢抜けている」といった雰囲気にマッチするようにしてとても自然な印象の人々の光景が見られるのはすがすがしいことです。ホテル内のロビー空間にもくつろげるスペースは多いので、インペリアル・プラザを見て回った後にはロビー前のオープンカフェでしばらくゆったりとくつろいでいけばいいでしょう。長くいることに抵抗のない心地の良さがあるというあたりから判断して、すでに押しも押されもしない国内一の評価を有する世界級ホテルだというのも頷ける話です。もちろん都内ステイでプレハネムーンを楽しむというステディで仲の良いカップルであれば、世界の賓客も認める快適な客室でつかの間の時を過ごす、というのは決して無駄な出費などではありません。

▽▼▽「バブリー族」より「アッパーアンシャンレジーム族」テイストで▽▼▽


なるほど、世界のファッショナヴル・メゾンの中でも厳選された銘柄だけが出店しているインペリアル・プラザです。しかし、そこは華美な面が適度に抑制された大人のための空間という印象で、バブリーテイストなファッションでお買物に行くと浮いてしまうかもしれません。ただしそこはたとえばスポーツウェア姿でお堀端ジョギングの格好のままで立ち寄ったとしても、館内の人はいやな顔ひとつせず素敵な笑顔で応対してくれるでしょう。一昔前に指摘された「何か勘違いをしているようなハウスマヌカン」タイプの人の姿はどこにもありません。インペリアル・プラザでのベテランメゾンスタッフともなればそれこそ正真正銘の「カリスマ店員」なのでしょうが、相手にしている客筋がブームにも乗らず物事の違いもわきまえているような分別のある世代が中心であるせいか、コマーシャリズムや「マスメディア旋風」を動員しようという印象はフロアのどこにも感じられません。たとえば東京ステイ中の海外客などには国内滞在中はダンガリーシャツにチノクロスのパンツといういでたちの人もいて、彼らの場合にもしばしば世界的に有名なタレント・アーティストである可能性が高いのです。しかもホテル本館にしてもショッピングモールにしても企業のものである以前に公共物として一般の人々に開放されている空間という認識が高い印象で、ワールドグレードホテル関連施設らしく排他性の一切をまったくどこにも感じさせないのは立派です。

それにしても館内には、昔からそうなのですが、メゾンのスタッフの方や、インペリアル・プラザ館内のカフェ利用客を除けば、ほとんど人の姿を見かけることがありません。「ビジネスマンがお金儲けのためにプランを練って建てたファッションビル」ではないからです。しかしそこは場所柄もあって本当に良くできた一級の服を必要としている都区内からのニーズもあり、またメゾンにとってはショウウィンドウとしてオープンしているだけで、たとえば同一ブランドの値段の手頃な別アイテムがインペリアル・プラザ外のデパート内売場あたりで売れたりするということもあり、けっして商業的に見てメリットのないビジネスというわけでもありません。

何といってもそこは選びに選び抜かれた世界級メゾンだけが収まる国内最高のファッションモールなのですから、当然館内の空気によりよくマッチするそれなりのファッションに身を包んで出かけて行きたいところかもしれません。そこは(不思議な喩えですが)「人の中の眠っている一流の才能を信じてくれる理解者」のような雰囲気のあるカインドネスでジェントルな空間ですので、そこへ出かけていく人々に関してはたとえば何度かウィンドーショッピングでそこへ出かけている客筋であれ好ましく歓迎もされます。

ファッションモールとしては類種の施設であるとはいえ、明らかに顧客ターゲットの異なる『ヴィーナス・フォート』の場合には、ただ任意の割り当てによるロケーションの中でメゾンの数々が展示会的に存在しているだけ、というムードは否めない上に、それぞれの銘柄名だけが突出してしまっている印象を受けます。出店しているブランドの数は多いですが、インペリアル・プラザにはある「シャネル」や「ジャンニ・ヴェルサーチ」、そして「カルティエ」「フェンディ」また近年人気の「フェラガモ」、それから、やはり都市ホテル系ファッションモールとしてオープンしている紀尾井町ニューオータニ系商業施設にはある「ジョルジオ・アルマーニ」「ブルガリ」の店舗はありません。

▽▼▽池袋キャンパス族もとりあえずはスーツ系でOK▽▼▽

インペリアル・プラザはけっして「品性無き消費中毒のためのたまり場」という趣ではありません。むしろ普段は質素で賢い消費生活を送っている聡明な人間にこそ許されるつかのまの心の贅沢が眠っている場所です。もちろん心穏やかで優しく社交的な買物客が、そこではとても似合います。もちろんウィンドーショッピングであれ、潜在客層に対してインペリアル・プラザのショウケースは存分にあなたの眼や感覚を楽しませてくれることでしょう。男性だったら似合っていればカジュアルで構わないのですが、ウィンドーショッピングオンリーの人のように館内の雰囲気から見なされたくなければ、ノーネクタイ姿であっても一応はジャケットとスラックス、女性であれば都市ホテルに着ていって恥ずかしくない程度の略式のファッションくらいは着用していたいものです。ただし過度にDC系デザインの服だと浮いてしまう可能性もあります。男性はポール・スミス系のスーツで問題ありませんが、ノーネクタイで着るシャツに関してはなるべくシンプルで良いものを上品に着こなした方がいいでしょう。

▽▼▽ファッションの一部分としての自動車の話▽▼▽


さて、本誌ではしばらく「カップルデートもしくはシングルの週末ショッピングにクルマで行きやすい快適スポット」についての記事を掲載してきています。そこで、遅ればせながらのドライブ用の車種選定に関する都内を中心としたメジャー系大学生そしてOB・OG向けの本誌らしいチェックの仕方を示してみましょう。

ここで本誌として「ありがちな自動車情報」であることを避ける意味から、また実践的な車種選択という部分で、新品のクルマよりはむしろセカンドハンズ物のクルマに関する価格情報を交えながら、無駄な支出なく良い物を、という観点から、週末にはクルマやバイクなどで移動するライフスタイルについて考えてみましょう。

帝国ホテルレベルの場所を利用する際にもクルマに関しては必ずしも新車でいかなければならないということはありません。また、場所柄をわきまえている限りは国産車でも問題ありませんし、年式落ちと在庫過多により「激安」なプライスで売られるに至っているセカンドハンズのトヨタ・クラウンだって全く問題はありません。

セカンドハンズ車の正しい買い方みたいなコラムを書くとせっかく新車で買ったお気に入りの車であってもセコハン車に乗っているように見られがちになるということがあるために、多くのプロのコラムニストは「徹底したカスタムとレストアとがなされたヴィンテージカー」的な主種についてしかセコハン購入に関しては書きたがらないところがあります。

しかし街を実際に走り出せばクルマはクルマであり、メルセデスはメルセデスだということが納得されてきます。まして国内の多くの道路際には各種のホームセンターやドラッグストア、ファミレス、そして日本版スロットマシンのお店ばかりが軒を連ねている光景が続く上に、街並みとして充実している銀座・青山・赤坂・西麻布・渋谷・新宿界隈には「青切符」とは無縁に安心してクルマを停められるスペースが絶望的なまでに見られません。ゆえにドライブデート族にとっての都区内は基本的に通過点でしかないことが多かったと思います。ゆえに多くの人々にとっての車は、快適であればそれでいい実用的な道具でしかない。所詮国内は狭い上に島国なのだし、ヨーロッパやアメリカのハイクラスやリッチを意識してみても地続きでもないわけだからそれを運転してオーバーパシフィックフリーウェイを対岸のアメリカまで走り抜けマンハッタンへ行けるわけでも、本物のロンドン・パリ・ジュネーブ・ミラノ・ローマが港区や渋谷区の隣接区としてあるわけでもありません。国内でしか乗らないクルマのために大金をつぎこむのは愚かな話ではないか、と思うにつけ、新品のインポートカー購入に少なくない費用をかけることがくだらないことのように思われるのです。

ドライブデート族がマイカル本牧や都市再開発により駐車場充実の横浜や、週末を除けばクルマで行っても『ヴィーナス・フォート』屋上のウェストパーキングに停められる有明、またディズニーランドや葛西臨海公園など充実したアーバンリゾートスポットが目白押しの舞浜方面、また玉川高島屋ショッピングセンターのようなベッドタウンにある立体駐車場付ステーションモール等を好むのは、けっして彼らが都心型のリッチスタイルから見放されているためではありません。

友達関係であれ交際関係であれ男女のカップルが楽しくデートをして遊ぶ、ということであれば、電車やバスでの移動はかなりきついものがあるように思われます。

多くの場合、女性は自分をさまざまな束縛で息苦しい毎日からつかの間エスケイプしたいと望んでいて、しかも本人として行くべきプレイスがどこにあるかなどはわからないわけだから、おおまかなリクエストをしてみることはあっても、多くの場合はカレにお任せしていることでしょう。

だとすればクルマはデートの上では必須アイテムということにもなり、都心一人暮らしの男子学生のコンクリート壁系ワンルームライフにも二人乗り可能なスクーター(排気量51cc以上のスクーター・オートバイで後部座席を持っているものであれば二人乗り可)くらいは持っていないと、真夜中、マンションの近くにはない高級ファミレスや週末の『ヴィーナス・フォート』レストラン街のような場所へ繰り出すこともできずに、コンビニエンスストアのお弁当ばかりの遅いディナーになってしまったりしがちです。

スクーターに関しては、イタリア製品にはオードリー・ペップバーンも映画「ローマの休日」の中で乗ったおしゃれな造りで有名な「ベスパ」をはじめ「イタルジェット」などのブランドがあり、国内でもすでに多く販売されています。フランスのメーカーでは「プジョー」のものが品質感が高い印象です。国産のスクーターにはなんとなくチープなデザインのものが多いものの、スポーツ用品やヨット、リゾート、音楽のイメージの強い「ヤマハ」のスクーターはシックでお洒落して乗ってもさまになる物が多く好ましいですね。

とても気心の知れたガールフレンドであれば気兼ねなく二人乗りスクーターの後部座席に座った上で、一緒に走り出して有明の大観覧車のイルミネーションがまばゆいレインボーブリッジ上からの眺めなども楽しめるかも知れません。都市の空気を満喫するのであれば、実は安全運転を心がける限りは隣の席の女のコがオートエアコンのキャビン温度についけだるそうにうとうと、みたいなこともないスクータータンデムランのほうがはるかに楽しさいっぱいなのですが、都区内一人暮らし組以外の人であれば、すでに社会人の場合であっても親のクルマを使えるケースが多く、わざわざ東京での道路事情に合わせてバイクの免許を取らなくても、週末は必然的に近郊のリゾート都市であったり、海や山へと実家のクルマででかければいいことになります。

クルマは四輪であれ二輪であれ近頃ではほとんど「翼を持たない地上の旅客機」ともいうべきキャビン快適性を実現していますので、それが新品であれセコハンであれ、「いかなる車種に乗っているか」よりは「デートに使えるクルマがあるか」ということが問題になってくるわけです。すでにステディな関係になっている仲の良い男女として、自分が交際している異性と週末の首都高速に乗って都内の夜景を満喫しながら、そのまま東京湾アクアライン方面や東名高速、中央自動車道方面のペンションリゾートあたりへとつかのまのプレ・ハネムーンに向かう時は、やっぱり気分的にも楽しいものですからね(キャンパスから離れると出逢いが少なくなりなかなかいい相手とも知り合えなくなってくるものですが)

▽▼▽格安高級輸入車購入情報▽▼▽

慢性的な平成大不況の時代です。「平成」を高らかに宣言した人が宰相のポストに就いても景気回復以前に次世代産業の育成に伴う雇用創出のほうはなかなか実現しません。ようやくどこかに中堅企業に入ったと思っても「こんなはずじゃなかった」ような仕事ばかりを任されれば、それが雇用側に不慣れが目立ったり無茶な業務要求をなされるものである限りは、やはり長くは続けてもいられない。バブル崩壊以前には異例の高額給与を支給されてきたスチュワーデスの世界あたりでも、外資系を除く現状での新規募集は契約制によるものばかりになっています。

楽しい人生を送る上では相応の支出を求められる場面もあるものですが、現実的にはセカンドハンズの190Eやミディアムクラス、または国産サルーンであってもきれいに乗れているフォーマルカーや、近頃では高くてもセカンドハンズで200万円台程度出せば買えるハイソ系と呼ばれる輸入スポーツカーだったら合格点。ゲレンデヴァーゲンでも先日東名横浜インター近くのルート16沿い輸入車セカンドハンズ店あたりでは確か走行10万キロ未満で198万円という出物があり、色もなかなかない明るい色で良かったので、思わずクレジットで買ってしまおうかと思ったほどでした。

ランドローバーの最高車種レンジローバーにも時々250万円以下の値段の上質物が出てきます。マセラティの高級クーペにしても10万キロ以上乗っているクルマに関しては25万円程度で販売されたりもしますから、とりあえず新品を買う前にセカンドハンズ物でしばらく感触をつかみたいようなファンだったら注目です。

近頃の輸入車はF1モーターレースでも培われた新技術の搭載や材質革命により、また高級車とよばれるクラスのクルマらしいしっかりとした造りにより、消耗品の交換やまめな洗車等をしっかりと行っていれば、仮に30万キロ以上走っても全くメカニズムには問題が起こらないレベルの仕上がりを見せていますし、たとえば故障多発の不安から買うのが不安なフランス車やイタリア車の場合でもとりあえず突然パワーウィンドーが開かなくなったとしても走ることは走りますし、オーバーヒートはまず起こらなくなっているばかりでなく、それらの国籍のクルマは新車で買っても故障率に関してはやっぱり多いのです。

しかし、都区内を小粋に走りたいということであれば、スタイリッシュなカジュアルカーを選ぶということであれば、たとえばルノーのサンクやルーテシアは本物しか認めないフランス人が本気になって「大人向けのミニ高級車」として開発したクルマなので、大会社の幹部クラスの人にも自分でそれくらいの小さなクルマを運転してオフィスに通ったりする姿が珍しくありません。ヨーロッパの貴族のの当主クラスから子女に至るまでが好んで自分で運転するコンパクトハッチバック系のクルマは、ルノー系もそうですが、フォルクスワーゲンゴルフあたりの人気がとても高いようです。

新品車がセカンドハンズ車かは、近頃あまり問題でもなくなってきています。というのは、近頃ではお金のある人でも無駄なお金を浪費しないためにセカンドハンズ物を入手しながら蓄えやほかの楽しみへの出費を増やしている傾向にあるからです。いくら世界最高クラスのスタイル系輸入車に乗っていようと、衣料品を含めたほかの買い物をベッドタウンローカルのイトーヨーカドーあたりでしかしないのであれば、それは「一点豪華主義」なのだとしてもかなりさえない話です。

おまけに近頃では都内の車種別分布事情をチェックしていても、「これは」という新品の輸入車に乗っているようなドライバーの姿はまずまったく見かけられなくなった一方で、かなりローカルなベッドタウンの片隅の県道あたりでなぜかあの一世を風靡したイタリアンリアルスーパーカー、ランボルギーニ・カウンタックが色違いで何度も走行している姿が見かけられたり...といって多くの場合それは超高級輸入車ブティックの売り物のコンディションを整えるための走行であることが多いわけですが。アストンマーチンみたいな欧州貴族の中でもとりわけエンスージアストなタイプが好んだ超高級スポーツも近頃ではまずめったに見かけられなくなりました。

それに対して近頃とてもよく見かけるのがセカンドハンズ物としてであれば300万円程度で買えるメルセデスのビッグサルーンやクーペたちの姿。モデルチェンジ後の500SLでも350万円程度の値段の物が売られてきています。発表されてからさほどたっていないSLKであっても300万円台...つまり新品のトヨタスープラ程度の値段で買えてしまいます。バブルの時期に第一線のバブル系青年実業家やプロスポーツ選手や大御所タレントあたりが好んで乗っていた560SEC(560SELのコンポーネントによるクーペボディ)でも東名横浜インター近くでは驚きの68万円(走行88000キロくらい。ただしメーター表示が正確ではなくてもメルセデスのセカンドハンズ物を買って失敗するということはありません)のプライスがついていました。AMG仕様でも改造系でもなくノーマルのままのきれいな白い車体で、思わず本誌ウェブマスターとしても衝動買いしたくなってしまいました(アッパーアンシャンレジーム[上流階級]というよりはブルジョワ[新興富裕層]的、とのそしりをいかにも受けそうな「遊び人」的例の車体ですが、現状街中でみても落ち着いたビッグサイズの男性的クーペとしてフェラーリに匹敵するスケールと動力性能には魅力があります)

といっても、560SEL(現行型フェイスのものでも5万キロ物で250万円程度)や560SECの場合は、年式がすでに10年落ちていることやバブルの頃に作られ過ぎたという在庫のだぶつき感、またリムジンタイプの560SELの場合はせっかくのクルマであってもハンドルを握るオーナードライバーが雇われている運転手氏に見えてしまうという面もあり、チョイスとしてはリムジンタイプよりも正しいミディアムクラスの300Eセダンのほうがセカンドハンズでの販売相場はずっと上を行っている部分があります。

現行型のS500でも2万キロ走行物では探せば500万円以下で売っています。ただしセカンドハンズ物であってもメルセデスあたりの560SELや560SECでホテルのショッピングモールへ行く、というのはいまどきの冷静な消費価値観の時代にはあるいはやりすぎかもしれません。

もちろんBMW(前代の7シリーズがセカンドハンズ物で130万円程とお買い得)やアウディ(80がセカンドハンズで40万円くらい)で行ってもいいのですが、それらのブランドのクルマは少々ビジネスマン傾向が強いクルマで、スポーティで快活ではあれ、ただしプライス的にはいまがお買い頃である上に車齢の面からも3万キロから15万キロ以内のいまごろが一番車体としても調子が上がっている頃には違いがありません。

ジャガーの現行型XJ−6でも90年式2万キロ走行物でよければ160万円くらいで買えます。12気筒のスポーツクーペのほうは130万円くらいで程度のいい物が売られることがあります。おすすめは頑丈で安全、しかもスウェーデン王国デザインがシックなボルボ車のセカンドハンズ物ですが、セコハンでのプライスは量産車だけに安く、90年式9万キロ走行の740ターボエステートで80万円台ですから、「足として便利に使えて見た目おしゃれであれば安いほどいい」という人には、前オーナーが丁寧に乗っていた可能性がきわめて高い輸入車のセカンドハンズはおすすめなのです。

新品とセカンドハンズで見た目が変わらなければセカンドハンズ物で十分、という人が大半であろうと思われる上に、肝心なことは乗り方に聡明さや知性があるか、ということなのではないか、という気がします。ちなみに現在本誌ウェブマスターが乗っているクルマは父親名義で、国産の「5ナンバー最高級サルーン」とされる、よく見られるタイプのものです。持主であるウェブマスターの父親は中堅出版社の代表取締役。しかしあまり儲かっている会社というわけではなく、クルマも新品ではなかったのですが、積算計表示で7000キロしか乗られていなかったようなほとんど新品の状態でした。値段はそれなりですから、得をしているのかしていないのかは全くわからない世界です。

以前は本当に様々なタイプのクルマ(かなり高級クラスの物から足代わりの小さなクルマまで)を自分で買ったり、あるいは驚くような各種世界の名車やコンバーチブル、またはハワイのサーキットでの本格的レーシングカーの走行をレンタル(主に海外でですが、国内でも超高級スポーツのレンタル走行経験はあり)したりして運転していたのですが、親許にいて親がほとんど乗らないクルマを利用しないのはもったいない、という気持ちが強くなり、近頃では「自分名義のクルマが欲しい」という気持ち自体がさほど存在しない状態ですね。それでも自分のお金でクルマを買うとすれば、先ほどの「走行8万キロ未満で198万円」のゲレンデバーゲン(ちなみにメルセデスが製造しているパジェロタイプの4×4です)あたりは品もよく、4×4だけにエンジンや足周りも丈夫にできているという感じで、フォーマル系ニーズまでを含めての使用にはしても好適に思われます。198万円だったら充実オプション付のトヨタ・マークU新品をディーラーとの交渉次第で買える、という人もいそうですが、確かに充実オプション付のトヨタ・マークU新品は快適であるものの、近年の新品輸入車と同様に薄味というか、ただ快適でありさえすればいい、といったようなテイスト感の希薄さが自分的には少し気になるところです。

輸入車の場合には、年式や形式が古くてもそれはそれでヴィンテージを思わせる魅力を持ってきますし、たとえばメルセデスにしても現行型の560SELよりもバブル当時に流行った型のほうがデザイン的にもヨーロッパ的で品物自体としても造りがよくできているのは確かなのですから、国産車とは違い「新しければそれでいい」という定理は輸入車に関しては当てはまらない側面が多い。だからクルマに関しては好きか嫌いかだけの判断で国産新車や現行型輸入車の新品並セカンドハンズあたりとの競合の中で選んでいけばいいのではないか、という気がします。たとえば国産最上級とされるトヨタセルシオにしてもかなり程度のいいセカンドハンズ物が130万円程度から売られていますから、それらも購入リストの中に含めながら、感性に見合った無駄のない支出をしていけばそれでいいのだと思います。

国内には戦後民主主義の所産として人々の間にクラスというものが存在しないために、結局のところあらゆる贅沢型の消費はすべてが自己満足でしかない状況です。裏を返せば、個人がひとりひとりとしてあるいはカップルやファミリー、友達関係のユニットが分別ある態度の中でリラックスして幸せになっていけるのであれば、一般の独身男性あるいはOLのような女のコがいまどきの「割安なのに使えるセカンドハンズ物560SEL」をプライベートライフを自己流に演出する小道具として買ってしまうのは、とても楽しいチョイスに違いないのです。「ステータスシンボル」という言葉はもはやほとんど死語になっている時代です。いまどきではお金があっても国産車のパジェロあたりに乗ってコンビニやファミレス、ジーンズショップの利用を中心に暮らしても全く違和感が無く、むしろそれがいまどきのおしゃれっぽい雰囲気になってきています。デフレの時代には人はなるべくたくさんの気の合う仲間や異性と知り合って和みたい存在なので、「身につけている物で差をつける」にしてもせいぜいがGショックのデッドストック物あたりにこだわるようなアウトドア系のテイストも強く、トミー・ヒルフィガーあたりのスポーティ系を着ていればかなりまともに着る物にこだわっているほうです。アンシャンレジーム上位系にしてエレガント派の女性の服装にしても華美と言うよりはシックで、値段が高いのか安いのかがよくわからない服装をしているものです。インペリアル・プラザ内の「シャネル」でも従来人気のスーツ系よりはスポーティな印象すら受けるカジュアルライクなロングスカート物ワンピースなどがディスプレイに過去られていたりする時代なのです。

▽▼▽ヨーロッパ貴族御用達のカルティエ腕時計、平均すれば30万円以内の常識的なお値段です▽▼▽

欧州でのロレックスは「かなり拝金主義的なセンス」とされていますが、ショウビジネスのスターなどのセンスに迫るには絶好のアイテムかもしれません。
ロレックスをまったくわかっていない成金の人がロレックス自慢する光景には人間的稚拙さこそ感じさせられますが、ロレックスはヨーロッパの中でもそうしたイメージの強い時計なので、それはそれでやり過ごすことができます。

ただしカルティエでそれをされると感情的に許せない気持ちになるというあなたはまったく物事の感じ方の面で正しい人ですが、他人のことは他人のことなのですからここはおとなしくほうっておいてあげましょう。

いずれにしても腕時計にせよ、今日では使用する側での自己的なこだわりに過ぎない物なのですから、それを人に自慢することには何の意味もありはしません。

そしてなるべく収入は貯金に回したいという堅実な人あるいは世帯にとっても、インペリアル・プラザでの販売品目は決して「天井価格」の品ばかりということはありません。国内インペリアル・プラザで販売されているカルティエの腕時計にしても多くは平均して30万円以内のお値段のものですから、もちろんGショックと比べれば高いですが、セカンドハンズの輸入車と比べてみてもさして高い値段というわけではありません。

▽▼▽目下インペリアル・プラザで最もおすすめの服飾ブランド▽▼▽

それはやはり、通常着る服としての「ニコル・ミラー」だろうと思います。(大阪の)インペリアル・プラザ側が用意した「ヒラリー・クリントン、デミ・ムーア、メリル・ストリープ等を顧客にもち、アメリカのキャリアウーマンたちに絶大な支持を得ている」という紹介文そのままの、アメリカの快活な淑女の雰囲気が漂っているブランドで、ヨーロッパ系ブランドのようなある種の気取りの類が全く感じられません。すべてがナチュラルで上質、おまけにコンフォータブル指向の強い印象で、カジュアルな場からフォーマル度の高い席、あるいは少し豪華版の海外旅行時のウェアとしても、立教大学の女子あたりが自分らしさを失わずにチャーミングな魅力をアピールできそうな温厚なテイスト感はとても光っていますし、インペリアル・プラザ館内を一巡しても際だっていました。ブランドの紹介文ではありませんが、ヒラリー・クリントン、デミ・ムーア、メリル・ストリープそしてアメリカのトップクラスのキャリアウーマンたちが着こなしているアメリカ最高の女性ファッションブランドなのですから、やっぱりファーストレディも、瞳の大きなハリウッド美人デミ・ムーアも、『マディソン郡の橋』で演技力の完成を示した演技派メリル・ストリープも、また本物のマンハッタンあたりのキャリアウーマンもあるいはインペリアル・プラザであなたが買うかも知れない品物と一緒の物を着ているのでしょう。やり手ビジネスマンや官僚としての活溌さや聡明さと、人気の高かったフェニズム系テレビドラマ「女刑事キャグニー&レイシー」のタイトルバックで30歳を過ぎた女性刑事の名コンビが悠々とニューヨークの街を闊歩するようなおおらかなテイストとが入り交じった雰囲気(←よくわからない説明になってしまい、たいへん恐縮です)は、ヨーロッパ系ブランドの新感覚系デザインの品々とも並べながら、じっくりと検討してみる値打ちがありそうです。東京・大阪双方のインペリアルタワー館内にメゾン展開していますので、一度チェックしてみることをおすすめしておきましょう。

▽▼▽インペリアル・プラザ以外のファッションモール系ドライブコース選択▽▼▽

しかし日常生活感覚の大規模ショッピングセンターも意外にハイクオリティを理解していたり、あるいはニーズを分析できていたりします。

「東京ベイ・ららぽーと」のそごう紳士服売場にはインペリアル・プラザクラスの紳士関連高級海外ブランド「バーバリー」「ダンヒル」のスーツやネクタイ、シャツなどを販売している専門コーナー、そしてアメリカントラッドのためには「ポロ・ラルフローレン」直営メゾン、カジュアル向けには「トミー・ヒルフィガー」もあります。

インペリアル・プラザとはテイストもかなり異なる上に、女性ファッションに関する品揃えは「サンシャインシティ・アルパ」や「109」に近いといえますし、普段立教大学の女子がキャンパスで着ている健康的な感じの、女子校がとても多いゾーンに存在するファッションビル的テナントが多いです。

婦人服に関しては女性向け輸入ブランドに関しては「伊多利屋」が入っているくらいのものです。しかしそれでもここでのデートが楽しめるのは、非日常に近いよそ行きの世界ではない、等身大の女子大生やOL、主婦の、それなりに夢の多い「ラブリーテイスト」な日常の楽しさが渦巻いているからです。男性の場合、仕事に欧州貴族御用達の「バーバリー」のスーツやネクタイを身につけていくのは出来過ぎのきらいがあるものの、つまりそこには一般的なフツーの「夫はメジャー系四年制大学卒、妻は都内メジャー系短大以上の卒」あるいは双方ともに大学に在学中の二人が、もっとも理想的に和んだ状態で向き合えるシーンを提供する空間があり、たとえばアメリカの版元公認によるスヌーピーアトラクションやディズニーストア、ユニバーサル系のムービーアイテムショップ、また「スターウォーズ・エピソード1」と「ノッティングヒルの恋人」をそれぞれ上映しているようなロードショー公開館が複数収まっていたり、ドライブインシアターやスキードームザウス、また帝国ホテルに並ぶ国内有数チェーンのホテルオークラが運営している屋上回転レストランもあったりと、ドライブデート中のカップルの和みムードを徹底的に高めてくれる仕掛けには事欠かないからです。つまり和み系スポットとしての実力と器量なのだといえます。ブライダル関連ショップや旅行代理店の小粋な配置や、会員制量販スーパー(淑女がここを生活関連商品購入の場とすることはかっこのいいこと。品数・価格共にスケールたっぷりです。ただし稀少な食材などは都区内の紀ノ国屋スーパーあたりへ買いに走って下さい)という海外型の販売チャンネルをテナントに持っていたりするあたりの「一歩先行く日常生活モード」は、カップルにとってはある種の明るい未来の良き暗示になるようにも思われます。

女性物に関してはDCブランドと並ぶランクの一般的な服(といってもちょっぴりチャーミングなキャンパス娘的感性が日頃身につけている少しポップで明るい感じの品物中心)が多く、そごうがコアテナントに入ったショッピングモールとしてはかなり綿密なマーケティングリサーチをしてきているものと見受けられました。

売れる品物、求められているアイテムしか置かないという割り切った品揃え、しかも紳士服に関しては世界の最高級、あるいは日本的なヤングエグゼクティヴ好みな「ポロ・ラルフローレン」直営メゾンを日常の一部分として配置するなど、三井グループが作り出した日本最大のショッピングセンターには独特な未来感覚が見られます。

また、西武百貨店・パルコ・ロフト・セゾン美術館・ブックセンターリブロなどが巧みな一体化を示している東池袋の「セゾンセンター」は海外ハイクオリティ服飾ブランドをステーションモールに大挙テナント動員した最初の商業施設でもあり、また現在でもちょっぴり気の利いたひと味違うインポートアイテムを入手しようと思えばここに訪れてみるのが一番です。アメリカンエキスプレスと提携した新しいセゾンカードには思わず入会してしましました。

また、忘れてはならないのは老舗三越の日本橋本店です。日本橋には地下パーキングもあり、クルマを停める場所にそれほど困ることはありません。ほかの百貨店にはなかったアイテムでここにないものはないとまでいわれている「ニッポンのハロッズ」といえば、日本橋が銀座や新型ハイスタイル系モールに客を奪われようとも、依然としてここでありつづけているのですから。インペリアル・プラザ同様三越日本橋本店もまた「ここで買い物をすることにステイタスがある」と畏敬の念を払われているショッピングプレイスの代表であることはあらためて記すまでもないでしょう。ルイ・ヴィトンをはじめとした多くの海外一級ブランドとはここでも再会できます。

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