本誌ウェブマスターが清和源氏血筋(父方)の武士末裔(大名のお姫様という人もひいおばあ
さんにおります)
らしい「華」と「武」のミックステイストによる、独断と偏見に
満ちたキャンパス型連載取材コラムを中心にお送りしているコンテンツなのです。







This e-zine is published by
St.Paul's Univ.'s Student's Resort Cafe "FLEX-J online".
Interesting & exciting campus & out of campus life style news letter.
On-line subscription is NOW Available! FREE!
You're welcome..........

1999/11/24
@@@@@@@@@@@@@@@@FLEX−J online@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@1999 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎
E−zine of St.Paul’s univ.’s
 FLEX−J online

ざわめく首都を抜けておしのびで「離宮」へ...特集号

○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎○●◎




↓デジカメ画像に関してはオンライン 時にオートダウン
ロードすることによって見られます。画像ダウンロード
不要の方は恐れ入りますが「ダイヤルアップの接続」の
キャンセル作業を添付画像枚数分の回数、繰り返して
いただくことになります。たいへん恐縮です。




それは人知れずそびえる優雅なスコットランド の城……僕が愛する つかの間の「離宮」
The Lockheart Castle への招待……




そこは僕が密かに愛してきたスコットランドの古城...もちろんそれは現在 では本国から日本へと移築 されているという意味で、かなりリアルな現実味を帯びている建造物なのだといえるでしょう。


スコットランドから移築された「ロックハート城」の 館全容。
ベルサイユ宮殿と比べられればサイズもコンパクトながら、
立教大学池袋キャンパス1号館とは比べ物にならないス
ケールや贅でつかのまの城主たちを包み込んでくれる...

英国の著名な文学者などの歴史人物に絡むエピソードも多
いとか。


そこはロックハート城という、いわば僕の暮らしにおけるちょっとした「離宮」であり、 ちょっと東京都心 の喧騒から離れて独りになりたい時、或いは好きなガールフレンドや楽しい仲間たちを連れて訪 れるのに最適な息抜 きプレイスとして、独特な存在なのです。周囲には温泉郷や別荘地、ゴルフコースにスキーゲレ ンデなどを控え、ク ルマでのドライブやタンデムライド(2人乗車)のオートバイで向かうのには適度な距離感もあっ てとても楽しいとい えます。今回僕の貴重なおしのび息抜きスポットを読者の皆さんに紹介するにあたり、独り占め にしておこうかと随 分と悩みましたが、基本的にロックハート城はビジターからの入場料金により維持運営されてい るという意味からも、 ま、ここを僕だけの「離宮」にしておくのはもったいないかな、と思った次第なのです。


故ダイアナ妃の公式移動車。日本滞在の際に華麗なる大活躍...

日本国内には金のしゃちほこが載った天守閣があるような和城を建ててそこで暮ら している人などもいるよ うですが、さすがに1800年代前半にスコットランドに建てられたイギリスの城に暮らしてい るヒトはもちろんまだ国 内には存在しません。それもそのはずで、むろんイギリスの巨大な城を買って日本に移築し てそこを個人住宅にする などということができるような資産家も存在しない上に、外国のお城自体が基本的にオリジ ナルのままの原寸大で日 本国内に移築されたというイベント自体が史上初なのです。


ロックハート城のエントランス。ディズニーランドにあ る建物群は
3/4スケールのミニチュアながら、本物のスコットランド城郭で
あるこちらはむろん原寸大のオリジナル...。クリスマス用リー
スの上、2階には窓枠にしがみついているいまにも手を滑らせ
そうな哀れなサンタクロースの姿が...


ロックハート城の内部に入ると、昔のままの調度品や佇まいなどはそのままに、し かし空調装置な電力供給 などは万全に整えられており、「イギリスの近世史を再現するためのマニアックな歴史資料 館」というよりは「現代 イギリス貴族の居城でのひとときを日本国内にいながら満喫するためのテーマパーク施設」 といった感じです。イギ リスでは現在も昔のままの城郭のところどころを現代的にリフォームしながら暮らしてい る上流階級が存在します。 ほかのヨーロッパの国々でも状況は共通しています。

アンティークマニアにはたまらない城主の主書斎室。
大英博物館のシェイクスピア展示室と比べると奇妙
に私的な雰囲気でどこか懐かしい気分さえ味わえる
のです。素晴らしい眺め。デスクを前にして城主の椅
子にも座れて楽しい。FLEX-Jウェブマスターいち押し
のリラクゼーションスペース...


しかし、貴族とはいえ、より合理的な現代化を遂げた欧州諸国ではけっして税制 上の優遇措置等は受けられ ない場合がほとんどです。そして貴族だからといって資産家とは限らないばかりか、多く の貴族は都市にアパートメ ントや一戸建てを借りたり買ったりしながらサラリーマンや一般勤労者として働いている といった現状ですので、と りあえず先祖代々の城郭を保っている人の場合にも、城の建物を効率的に維持するために 多くの場合はシャトー・ホ テルにしたり、あるいは名目上の一族の館としての最小限度の名誉や体裁が保たれること を条件に自治体や国に公共 施設向けに寄贈されたりしているといった感じです。日本にやってきたロックハート城も まさしくスコットランドの 有名なゴルフコースのそばに建っていた元は個人の館であり、そのものずばりロックハー ト家という旧家の所有でし た。ロックハート城の場合には建物本体を日本に移築するという形で売却されたわけです が、日本におけるロックハ ート城となればむろん法人の所有として、入場客向けの営業を基本的に年中無休で実施し ているのです。

館内の一室。令嬢の部屋といったインテリア。
「JJ」のグラビアや音盤ジャケットの撮影に使
えば一層華麗であるかもしれない...。ただ
し底の浅い用途に使うと絵柄的に負けてしまう
ような気もする...


ロックハート城は僕にとってはまさに「離宮」ともいえる思い出深いなじみの場 所なのですが、城へのリピ ーター訪問客がそこを自分の離宮だと主張してしまっても、入場料を正規に支払った上で 管理者が指示に則ってステ イを楽しんでいる分には誰からも批判をされたりはしません。実際にヨーロッパに城は持 っていても本当にヨーロッ パに建っている古くからの城に住んでいる人物は、現地の元々の家主の中にはほとんど見 当たりません。確かにそこ を個人で所有した上で本当に住んでいる人もいるにはいますが、それはバブルの時代に生 涯の贅沢として売りに出さ れていた物件を購入した日本人資産家やアメリカのトップスターのような人ばかりです。 後は現地の王族くらいのも のであり、ほとんどのキャッスル・オーナーはシャトー・ホテルもしくは美術館やワイン バーレストランを先祖から 譲り受けた城郭を利用して運営する企業経営者たちです。彼らは民宿(現地ではB&Bとい います)式に自らそこの管 理人や料理人等を兼務している場合もあるものの、多くの人は離れにあるほどほどの現代 住宅に暮らしながらシャト ー・ホテルと化している城へと時々通勤してくるといった感じだったりします。


いかにもスコットランド名家といった雰囲気の鎧甲。
時の証言者のようにただずむ城の守り神である...

きみは城の幽霊に会えるか!?

となれば、自分自身は城には住んでいない彼ら貴族のあり方は、忙しい日々に追わ れてたまにしか別荘を訪 れることのできない日本国内の旧華族・旧士族やブルジョワな人々と変わるところはありま せん。日本の別荘地に建 っているリゾート住宅の多くはロックハート城とは比べようのない、とても簡素でスモール サイズなものです。それ なのに、購入や維持管理には少なくない費用がかかってしまうのです。だったら、自分が行 く時に合理的な運営形態 でそこが自分にとっての「離宮」であってくれるとすれば、こんなに魅力的なおはなしはあ りません。ロックハート 城にはたとえば英国王室や政府からのVIP来日があればほとんど必ず立ち寄る親善シンボ ル的なプレイスでもあり、 お城自体は広間が30も40もあるような巨大宮殿ではありませんが、まあまあの貴族の居 城レベルの規模はありま す。そしてまさしくステイ客からの入館料収入が直接ロックハート城の維持運営に役立てら れているのですから、お 城は間違いなく維持費用の支払者であるビジター一人一人のものなのです。まあ、そのよう な理論において、現代に あってはロックハート城ですら現実のパトロンである僕ら一人一人のものなのであり、大衆 による大量消費の時代の 中にあっては僕らは読んで字のごとくスコットランドの城を共同でコスト負担しているパト ロンにして事実上の城主 であることすらできてしまう、ということになります。

舞踏会場としても魅力的な大広間を利用してのレストラン内部。
フレスコ画が見事の一言。
FLEX-Jウェブマスターは少し遅めの時間に到着ながら、お薦め
ランチセットをオーダー...



そして僕らは決してドミトリーで共同生活をしているわけではなくセパレーテッドな 状態にある個人主義時 代の市民なのであって、しかるに民営のスコットランド古城は「みんなのもの」であるのと同 時に「一人一人のもの」 ということでいいのではないか、という気がします。だからそこは「僕の離宮」でもあり「貴 女が美しく輝くための 夢の舞踏会場」でもあるのかも知れません...。僕の場合は、アンティークの調度品が見事 なロックハート城の内 部にいると、基本的にそこに英国TANNOY社製の最高級スピーカーシステム「ウェストミ ンスター」を配置し、 豪華なリスニング空間いっぱいにサウンドを響かせながらアールグレイの紅茶あたりを飲みた い気分にもなってくる のですが、立教大学の女子学生やOGの場合であればさしずめ、フランス貴族の令嬢や夫人も 好んで着るフレンチモ ードのスーパー・ブランドにしてパリの美的センスでイギリストラッドを作っている「オール ド・イングランド」(横 浜みなとみらいの「ランドマークプラザ」のティファニー向かい側にブティックが入っていま す)あたりのポップな色 調のタータンチェックのスカートなどを身につけながら、優雅な気持ちで庭園の日だまりにで も当たっていたいので はないか、という気もしますし、天井に見事なフレスコ画のある大広間で営業中のおいしいレ ストラン「ソフィア」 (何度かランチセットを食べていますが、かりかりの自家焼きフランスパン+とろけるような お味の上質ステーキ+ほ うれん草のバター炒め+フライドポテト+クラムチャウダーの味が絶品です。基本的に高級フ ランス料理店なのでエ スカルゴなどもいただけてしまいます)でのひとときなどは間違いなくこの上もなく贅沢であ り至福のひとときなのだ ということができるでしょう。

ロックハート城の入口吹き抜けの空間できらめく照明器具。
そういえば日本国内でも一頃シャンデリア型電灯機器が飛
ぶように売れていましたっけ...


さて、ロックハート城にはほかにも「チャペル」「故ダイアナ妃のロールスロイス御 料車」そして過去にイギ リス植民地であったパプア・ニューギニア伝来の「バンジージャンプ台」などの見所があり、 接客ビジネス施設として のロックハート城としての目玉はもちろん挙式+披露宴にあります。プリンセス・ダイアナの 御公務における移動の足 だったロールスロイスには日本のナンバーがついているので、もちろん新婚カップルはそれに 乗って送迎を受ける事も 可能だという特典なども数々あり、イギリス王室フリークやダイアナ妃ファンにとってはたま らない趣向が待っていま す。お城の内部はさすがに本物のスコットランド名家の屋敷だっただけあって結婚式、パーテ ィ、会食等の会場として はこれ以上はないというほどのゴージャス気分でいっぱい。関越自動車道や東北・上越新幹線を利用すれば都内からで もあっというまに到着で きる出かけやすく落ち着いたロケーションは知る人ぞ知る贅沢スポットなの だといえるでしょう。ス ーベニアショップのセンスもなかなか良く、日本のいわゆるありがちな観光地とは違う、なか なか素敵な品揃えで見て いて飽きません。城に近づくまでのアップダウンの激しいワインディングロードは、FRやミ ッドシップのスポーティ カーで攻めると楽しいことうけ合い。場所的には伊香保温泉郷の程近くにロックハート城はあ る。それではまた...。

ロックハート城概要とアクセス情報





*******************************************

《立教大学OB系オンラインコンテンツFLEX-J内
コーナーURL案内》



「世界一周航空券の旅」番組コンテンツホームページ
>>> http://www-user.interq.or.jp/~ivory/aroundtheworld/tour.html

都市生活者ヤングの恋と学園生活をポップに楽しく描き出したノベル「Incomplete+」
>>> http://www-user.interq.or.jp/ivory/incomplete+/index.htm

もうひとつのトーキョーマリンリゾート、一年中泳げる南の島、
晴海発小笠原諸島シップクルーズ+「ワイルドブルーヨコハマ」フォトリポート
>>> http://members.xoom.com/flexj/tokyotropical/resortandcruise.htm

首都圏主要大学ミスクィーン総登場による「ミス・ワイルドブルーコンテスト」フォトリポート
>>> http://www-user.interq.or.jp/~ivory/camqueen95.htm

立教大学女子学生近年OGたちの姿に見る「セントポール娘たちの光と影'99」
>>> http://www.interq.or.jp/www-user/ivory/rikkyogals/sexycampusgirl.htm

立教大学OBの手による
カレッジライフスタイル系オンラインマガジン「FLEX−J」トップページ
>>> http://www-user.interq.or.jp/ivory/indexvr.html

「FLEX−J」によるキャンパスニーズ向けのサーチエンジン
(メジャー系商業サーチエンジン連動)
>>> http://www.interq.or.jp/www-user/ivory/

ちょっぴりせつないけれど素敵な女性をめぐる、FLEX-J版女性のための
センティメンタル・クリスマスストーリー(本誌ウェブマスターの影響を受け
自分でも世界一周航空券の旅に立っていった女性における都市的な短編)
>>> http://www.interq.or.jp/www-user/ivory/xmas/xmasspecialindex.htm




@@@@@@@@@@@@@@@@FLEX−J online@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@1999 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

Powered by Mag2...

永遠のキャンパス・ニュースレター
"E-zine of the Rikkyo Univ.'s FLEX-J online"は、
インターネットの本屋さん「まぐまぐ」を利用して発行しています。

http://www.mag2.com/


@@@@@@@@@@@@@@@@FLEX−J online@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@1999 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

なお、
http://come.to/flex-j/ のサイトはサーバ側リソースの関係で、本当は
アクセスできるのに、時々アクセスエラー
「指定のページは存在しません」という内容の表示が出ることがあります。
たいていの場合、リロードをすると読み込めるので、お試しあれ。

チェック漏れの誤字・脱字等につきましてはご容赦いただきます。
尚、本e-zine内容に関するご意見・ご指摘・苦情・問い合わせは
下記アドレスで受け付けています。

St.Paul's Student's Resort Cafe "FLEX-J online"は
セントポールを中心とした大学の在学歴者(現役・卒退除等を問わず)を
中心に編成される未公認サークル組織により、
発行されている気ままなキャンパス・ライフスタイル・マガジンであって、
立教大学法人によるオフィシャルペーパーではありません。

本誌コンテンツ制作メンバーに加わりたい方は、
自宅にいながらにして大学生インターネットサークルのメンバーになれます。
「FLEX−J」等の統合コンテンツ名称は、
本誌コンテンツ制作メンバーのページであれば使用できます。
詳しくは本誌編集部宛にメールでお問い合わせ下さい。
会費は無料です。
有能な企画力をお持ちの、他大学・短大を含む大学既在学者
もしくは現役・卒退等を問わず在学歴者の方を大歓迎いたします。
(ただしペナルティとしての放校処分を受けた方に関しては、
上記の限りではありません。別途入会審査が必要となります)

尚、HP版に設置されている
「いますぐリンク」への投稿内容に関しては
本誌編集部でも一切責任を負いませんので、
各自により判断の上、利用して下さい。

それでは購読メンバーの皆さん、今日はこれでごきげんよう......
"E-zine of the Rikkyo Univ.'s FLEX-J online"をお送りいたしました......


@@@@@@@@@@@@@@@@FLEX−J online@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@1999 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@
   ☆
   :
  ・…╋…・━┓
†   
・‥…━╋ ♀
╋…╋╋┛
:━━━┃╋━╋┻╋┓
     ☆
♂ ╋━━┻━╋∬┻
━━━╋━━┻━━ ┃
:・…╋… ・ #╋…╋━┛ □E−zineofSt.Paul’s univ.’s
.
╋…∞ FLEX−J online
 ╋━╋━━┻━╋━━━
╋━━━━━━…‥・・・・・・┓
    ☆
━╋・╋……╋┃□URL:
http://come.to/flex-j/
╋━┻╋┃━□E−mail:
webmaster@flex-j.club.ne.jp
 ・‥… ┻╋・・・╋━━━━━━━━╋━…‥・┛


・ :
      ・
○●◎E-zine of the Rikkyo Univ.'s FLEX-J online○●◎ の配信開始・停止、アドレス変更は、

http://www.mag2.com/

または 
http://www.interq.or.jp/www-user/ivory/index3.html ですぐに可能です




 e-zine ID: 0000010749


※ココデ・メールご利用の方は、ココデ・メール側で提供する
「あなたのポータルサイト」から解除して下さいね。


@@@@@@@@@@@@@@@@FLEX−J online@@@@@@@@@@@@@@@@
@@@@@@@@@@@@@@@@@@@@1999 @@@@@@@@@@@@@@@@@@@@

〓〓〓〓〓〓〓〓〓Presented by St.Paul's Univ.'s Student's Resort Cafe "FLEX-J online"www.sites 1999