COLUMN
みっちいの
ヴァーチャルワーカー

"みっちい"こと平家みちよが、毎回自分のやって
みたい職業についてあれこれ語る月イチ連載のこの
コーナー。さて、今回のお気に入りの職業は…?

 皆さんこんにちはー。季節はすっかり秋へと移り変わろうとしています
ね。夜になると鈴虫の声が聞こえるようになり、ちょっと夏を振り返りた
くなる時期でもありますよね。
 実は私、この夏あまりの暑さに夏バテをしてしまい(そんな方も多かっ
たでしょうね)、いろいろな病院にお世話になりました(この若さで恥ずか
しい…)。そこで今回やってみたい仕事は、女の子だったら誰もが一度は
憧れる「看護婦」さんです。
 看護婦さんというと、笑顔が素敵で女性らしくて優しいというイメージ
があるのですが、私が出会ってきた看護婦さんは、とてもたくましーい人が
多かったですね。たくましいと言うと御幣があるかも知れませんけれど、
実際看護婦さんたちは、朝から夜遅く、もしくは、夜通し患者さんのお世話
をしてとても大変だという意味で、たくましいと言ったのです。
 ある日、私はカゼをひき、ヘロヘロになりながら病院へ行った時の事。
「体がだるくて凄く辛いんです」と泣きそうになりながら私が言うと、
「これぐらいなら大丈夫×2!」と元気づけてくれながら、その看護婦さん
は、てきぱきと点滴を私に打ってくれました。
 でも、そう言われると、“全然大丈夫なんだー。たいしたことないんだ”と
思えたりするから不思議です。“病は気から”と昔の人はよく言ったもん
だなーと思います。ちょっと怖そうでたくましい看護婦さんでも、帰り際
に「ありがとうございました」とお礼を言った時に、「お大事に」と笑顔で
言ってくれると、元気になり救われた気分になります。そんな看護婦さん
って素敵ですね。
 私の友人にも看護婦になる勉強をしていて、実習なんかで患者さんが元
気になっていくのを見たり、「笑顔がいいね」と言われたりすると、何より
も嬉しいと言っていました。私の友人も、数年後にはたくましいナースに
なるんだろうなぁと思いつつ、でも笑顔は忘れないで欲しいです。

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