COLUMN
平家みちよのつれづれなるままに

第2回 五月病を乗り切ろう!

平家みちよが働く全ての人々に
エールを贈る月イチ連載の
メッセージコラム。
彼女からの心のこもった
メッセージを受け取ってネ!

 入社して以来「ちょっとがむしゃらに頑張りす
ぎているのかな?」とか「やっぱり無理している
のかな?」とか思ったり、なぜか最近「体がやけ
に重たい」などと感じたり…。5月の連休が過ぎる
と、そのように感じたりする新入社員の方や、も
ちろん、その他の方でもいらっしゃると思います。
この時期のそういった心の状態を『五月病』とよ
く言いますが、今回は、そのような方々に読んで
頂きたいと思います。
 4月はなんだかんだと生活環境も心境も変わっ
て、あっという間に過ぎたような気がする。明ら
かになにかが。違う自分のペースではなく周りの
ペースで歩いてきていた。でも「最近、よく頑張
ってるね」などと褒められると素直に嬉しい。し
かし、それなりの努力をしなければそういう結果
は出せない。それがいつの間にか自分に“無理”
をさせているのかもしれない。この無理している
ペースをいつの間にか自分のペースだと思うよう
になっていた。周りのみんながそれぞれ目的を持
ち自分のことをどんどん追い越していく。そんな
みんなの目先はより真っすぐに見える。そして、
何を考えどこへ行くのだろう?などと考えてしま
う…。
 こんな事を考えてしまうのは、この季節のせい
なのかもしれない。そんな時、いつもは通り過ぎ
るだけの小さな公園に何故だか吸い込まれるよう
にふらっと立ち寄って、何気にそこのベンチに腰
をかけて何もせずに空を見上げる。そして、ふと
目線を下げてみると、自分の前で無邪気に子供た
ちが遊んでいたり、草花が生き生きと芽生え始め
ている。そう、この頃は全てが活発に活動し始め
るのです。しかしこの時期、人々は脱力感に陥っ
てしまいがちですが、逆に考えると心からリフレ
ッシュできるのではないでしょうか。
 今回、私なりに考えて書いてみましたが、この
季節特有の病『五月病』は、これまで引き締めて
いた自分の心を解放し、リセットして、そしてま
た引き締めれば治るのではないかと思います。も
し、アナタが五月病ならば、この季節を感じてゆ
っくりしてみてはいかがでしょうか?


Back