平井 澄子 日本音楽の作曲、演奏家。日本伝統音楽の多種目を究め、その上に現代の日本人の心に生きる作品の数々を作曲、斬新な演奏活動、後進の指導を行い、その功績によって、第18回モービル音楽賞を受賞。代表作「切支丹道成寺」は、宮城賞と芸術祭賞を、連篇歌曲「愛の世界」は芸術祭奨励賞を受賞した。連篇歌曲「愛の世界」は、古今東西の愛を歌い上げた詩の中から、現代に生きる人々の琴線にふれる題材を選び、伝統音楽の声楽の様々な唱法を用いて作曲された珠玉の作品。伴奏には、伝統楽器が用いられている。