やっぱりこれでしょう!
少々重いです、注意!
リアスタイル |
フロント1 |
フロント2 |
コクッピット1 |
コクピット2 |
右シフト | エンジン1 | エンジン2 | リアサスペンション | |
このG12と言うジネッタはライトウエイトが好きな人達にはたまらない車ですね。少なくとも僕は街中なんかでこの車と出くわすと
涙ぐんじゃいます。基本的に街中を走ってしまうのは反則なのですが、ちゃんとナンバーがついて新車も買えたりします。それでも
この車の存在を知らないまま人生を終わってしまう人が殆どでしょう。うぅ〜ん、かわいそう。この前オーナーと一緒にイベント
に参加してG12に二日間、300キロ程乗車(ナビシート)してきました。ナビシートはさすがに狭くて僕の場合腰骨が当たってちょっと痛かったです。細身の女のことか、子供なら何とかなるでしょうが、かなり乗る人を選びますねぇ。って、最初からナビシートの事なんて考えて無いだけの事ですが・・・。隣に乗ってて一番感じたのはヒューランドミッションのシフトする時の感触?が気持ち良さそうな所でした。カタン!って感じで吸い込まれるように入るんですよねぇ。音は大きめですがほんと気持ち良く入ってました。そんでもって真骨頂はなんと言ってもそのコーナリングパフォーマンスですねぇ。このG12はAVONを履いてたとは言え、今まで経験した事が無いような横Gとスピードでコーナーをクリアしていきます。ほんともう、張りついてます。レーシングカーってこう言う感じなんだなぁと痛感しました。我ヨーロッパの乗り味とはやはり次元が違うなぁ。高速道路での移動の時も、レーンチェンジの挙動がシャープです。感動します。ステアリングを切った分だけ横にスライドするって感じで、ロールも何もありません。ほんと、スライドって感じです。
乗ってみて最初に思ったのが、ヨーロッパよりヘッドクリアランスが確保されているって事でしょうか。実際はどうなのか計ったわけでは無いのですが、普通に座ってるぶんには全然快適なぐらいでした。もひとつ感心したのは、これだけのレーシーな外観からは想像がつかないくらい風通しが良い事です。この前のイベントは天候が良かったのでかなり暑くなるよなぁって思ってたんですが、街中の渋滞にはまらない限りトレーナーを脱がなくても良いぐらいに快適でした。また、さらに風を呼び込もうと思えばリアのガラス(アクリル製)を外す事でほとんど通通にできるそうです。 でもさすがにレーシングカー、各部分が公道走行に適してないって事もハッキリ感じられました。一番気になったのが、道路の段差での突き上げ時のショックと音でしたね。普通の車やヨーロッパでも何でも無い道路の継ぎ目を超える時、G12では「どすんっ!」ときます。カウルとカウルの継ぎ目のクッションも最小限なんでしょう、「がっ!ばきっ!」ときます。この音がなかなか慣れなくて、結構精神衛生上良くないですわ。疲れが二倍に成るって言うか・・・。しょうが無いんでしょうねぇ。段差が有るような所を走る車じゃないですもんねぇ。 |
G12近況報告 8月の26日に富士スピードウェイであった「クラブ305」のイベントに一緒に行ってきました。G12のオーナーは今年も(毎年)OBフリー走行を走りました。で、なんとメタルが逝ってしまったみたいでエンジンから「カラカラ音」がしてくるようになったんで、コース上に車を止めリタイアしました。とりあえずイベント終了後JAFを呼んで御殿場まで運んでもらい、次の日(イベント当日の夜は河口湖で一泊)積車をレンタルして京都まで帰ってきました。メタル損傷の原因はOilを吹いて油圧が下がったか、メタルが逝ったからOilを吹いたのかどちらかだという事です。現在入院中。 |