早朝小走り   05.09.04

北摂赤ヒラメブラザ〜ス定例?小走り



 昨日たまたま斉藤54さんと連絡取れてご一緒することに。いつもの辻子の交差点付近で6時待ち合わせ。ところが・・・斉藤さんのエンジンが今ひとつバラ気気味。この前点火時期をいじったと仰ってたのでそれかなぁと、二人で思案してましたがとりあえずおサルまで行ってそこでじっくり見ましょうということになり出発。プラグ見たりジェット見たり点火時期見直したり・・・。色々やってみましたが大きな変化無しでした。
 ん〜・・と二人で悩んでると、エランとSevenとMINIのコンボイがやってきました。初めての方々でしたが、そこはそれ。車談義に花が咲きます。


 その中でも面白いモディファイをされてたエランをじっくり観察させて頂きました。殆どレーシングユースにしか使ってないとの事で、かなりすっきりまとめられてました。中でも目を引いたのがエンジンルーム!めちゃめちゃすっきりしてます。補機類で移動できるものは全部見えないところ(スカットルやエンジンルームの影)に移動させ、ラジエターも前方に移動させることでガラ〜ンとしたエンジンだけの外観を演出(ほんとはレーシングモディファイ)されてます。ABCペダルはワンオフとの事で、エンジンルームにシリンダーが3個並んでます。それによりフットレスト、ブレーキバランサーの装着が可能となり、自分好みの操作系を実現されてます。次にバケットですが・・・。一目見てハイバックでこんなに細身のシートって有ったかなぁと不思議に思ったのですが、なんとご自分で切った張ったして雰囲気を壊さないようにホールド感あるシートを作成されてました。これは目から鱗でした。なるほどぉ〜〜〜〜っ!とうなってしまいましたね。年取ってくると固定観念で買ってきたそのままの状態での装着しか考え付きませんでしたので、肩の部分が邪魔だよなぁとか思ってフルバケは眼中に無かったのでした。でも僕は細身なのでシートの中で結構お尻が遊んでしまうので困ってる部分も有ったのでフルバケでないと腰の部分のホールドが弱いよなぁとも思ってたので感心しました。というか光明が見えたというか。(^^;
 あと、オーナーはあんましギンギラギンの配管や配線を由とされないお方だとかで、殆どが黒でもしくはオリジナルでしつらえてはりました。必要に駆られてどうしても派手な部材を使わなくてはいけない時(メッシュホースなんかね)はその上に収縮チューブで目隠しをするらしいです。これまたなるほどっ!このエラン、かなり参考になります!(嬉)


 さて・・・しばらく皆さんで盛り上がった後、8時になりましたので斉藤さんと二人、ソロソロ山を降りましょうという事になり「また今度っ!」と言っておサルを後にしました。斉藤さんは相変わらず調子が悪くおサルで行ったいろんな事に効果が無かったみたいでした。いつもならガンガン後ろから突っつかれるんですが、今回はコーナーのたびに遅れてゆきます。3000回転以下が使えないと、やっぱ細かいコーナーが続く峠道ではまともに走れませんよねぇ。
 と言うことで、斉藤さんちまでお付き合いして原因を究明することに。久しぶりに赤ヒラメブラザースの同時メンテ写真です。(^^;
 さて・・・、先ずは相変わらず火が飛んでないような3番のプラグをブラシでメンテして見ます。次に進角を弄る前の5度に合わせ(アイドリング時)様子を見ます。さらに3000回転以下での症状という事で、アイドルジェットの番手を変更してみました。ここまでやってもまだエンジンはバラバラ。次に3番のプラグコードが断線してるんじゃなかろうか?と言うことで、2番と3番のコードを取り替えて見ましたがやはり3番のプラグがOilでベチョベチョに成ってしまいます。ん〜〜〜????
 Oil下がりはこのエンジンでは避けられないとは思うのですが、3番の下がりが酷すぎるんかなぁ?と最後は諦めム〜ドでした。とりあえず3番だけプラグ変えてみたら?と言うことになりトランクをゴソゴソ・・・(斉藤さんのプラグはイリジウム、僕のは普通のプラグなので僕のを抜いてと言うのは止めました)。有りました!で、そいつを被ってる3番に装着・・・イグニッションONっ!「ぶぁおぉ〜〜〜んんんっ!」!見事にエンジンが復活しました!F1のような回転の上がりが戻って来ました。はぁ〜・・・、最初から変えてればなぁ・・・。後の祭りですが、それでも最高に嬉しかったです。胸の痞えがすぅ〜〜っと取れてゆく感じ。旧車乗りな方々ならキット皆さん経験したことのあるあの感じと感動です。(おおげさ)
 よかったよかった!雨の降りそうな長い長い午前中がやっと終わりを告げてゆきました。天も味方してかガレージに帰って暫くすると雨が降り出してきたりして・・・。


撮影: camedia C-720 Ultra Zoom

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