FRP補修 その1
05.06.04
ヨーロッパ関係のブログで話題になった紫外線硬化型FRPを使ってみました。
紫外線硬化型FRPでWebを漁って頂くと大阪の泉佐野市にある「
フロムウィズ
」さんのSiteがHitします。そこの注文シートからフロムシートの一番安い8×8mmのシートを2枚注文してみました。お値段1枚300円(税抜)。
売りは、樹脂をぺたぺたする手間がかからなくて、シール感覚で使用できるって事みたいです。丁度、ドアミラーを変更しようと企んでたので、元穴を埋めるのに使ってみようっ!となったわけです。
シートは銀色の封筒に入ってます。中から出してみると嗅ぎ慣れた?いつものFRP用樹脂の匂いが漂ってきました。ジェル状のFRP樹脂をセロハンでサンドイッチしたような状態です。
まずはボディのサンディングです。60〜80番ぐらいのサンドペーパーでと説明には書いてあったようですが、あいにく手元に無かったので工具箱の中を探して出てきた細目の平やすりでジャリジャリ。貼り代は約5mmと勝手に決めて(それ以上取ると塗装のときのマスキングのスペースが無くなるから)、できるだけシートの厚み分ぐらいは深さを確保できるぐらい(1mmぐらいかな?)削りました。
次におもむろに銀色の封筒からシートを取り出し削った部分にあてがい油性マジックで型取りをし、柔らかくて切り難いシートを慎重にハサミでカットしていきました。シートには赤いセロファンで縁取りがしてあって、端から解れないようになってますので今回のように小分けして使うときには保存が楽ですね。
切り出しが終わったら貼る側のセロファンを剥がします。これは簡単に剥がれます。
画像では判り難いのですが、上の段の左2枚が貼り終えたところです。もう一枚のセロファンは剥がさない方が硬化するのが早いようだと書かれてたのでそのままにしてます。
張り終えたのが朝の7時くらい、午前中用事でこの状態で放置していました。どのぐらいの紫外線で固まるのか想像できなかったので、とりあえず直射日光は当たらないけどガレージのシャッターは開放しておきました。
昼過ぎに施工部分を触ってみたら何と!まだユルユルの状態っ!ありゃぁ〜やっぱ直射日光で無いとあかんのかぁ!と炎天下の公道にヨーロッパを走らせにいきました。近所の川原をぐるっと1周して約30分ぐらい、再びガレージにヨーロッパを入れて早速触ってみたら・・・おぉっ!固まってるっ!!カチカチだよぉ〜!思わず嬉しくなってしまいました。(^^;
で、早速細めのヤスリで整形です。今回はパテ盛るつもりだったのですが、堀が浅くてパテの盛り代が取れないのでFRPを直接ゴリゴリ整形して面出ししていかなければなりませんでした。これは本来の使い方じゃないよなぁとか思いますが、しゃーない。(笑) で、なんとか面が出たのでこの上からプラサフ吹いてペーパーで面出しして塗装としようと思います。
撮影:Finepix F601
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