早速作業に取り掛かります。が、ここで注意しなければならない事はステンレスウールの取り扱いです。ウールと言うことで柔らかいイメージがあったのですが、1本1本はかなり硬いので簡単に皮膚が切れてしまいます。販売店のWebSiteにも注意書きがしてありましたが、特に荒目は必ず防護手袋をしておくれっ!ってことでした。今回は恐る恐る軍手でチャレンジしましたが、FRP触る時のように軍手の下にビニール手袋がベストかなと思います。
で、先ずは荒目を巻いてゆきます。ロールの幅は巻き幅より狭いので、ラケットのグリップを張り替えるときのように(判りにくいかな?)斜めに絞りながら、そんでもって引っ張りながら巻いてゆきます。端は捲れ易そうなので少し分厚くなるように気をつけます。荒目はウールの強度と言うか密度が少々引っ張っても変わりにくいので、思い切り締め上げました。それでもロールの半分より少し長いくらいでソコソコの厚さになりました。この後細目を巻くので、その巻き代分を置いておくのを忘れずに。(笑)多分、荒目だけだと消音効果が低でしょう。
そしてなるべく全体に押さえが利くようにステンレスのワイヤーで抑えてゆきます。ワイヤーの両端はウールの中を通してパンチングパイプの穴から排気通路に出し、折り曲げて固定としました。
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