岡山プチOFF   06.12.30

帰省先の岡山にて



 正月休みで岡山に滞在することになっていたので、岡山の54仲間、okadaさんと会いませんかぁ〜?と段取りしました。毎月「おは鷲」が開催されている「わしゅうざん展望台」にて待ち合わせです。久々の児島は随分と変わってしまってましたが、それでも港の辺りは学生時分の雰囲気が残ってて懐かしかったですわ。


 岡山の端っこを12時ごろ出発。昔の記憶(20年前)をたどりながら、なんとか1時過ぎには児島に到着。うろうろしながらも駐車場に続く坂道を登りきると、そこにはブログでお世話になっているm氏さんの47(と言っても過言では無い)レプリカがサラァ〜リと停まっておりました。いきなりっ、おぉ!と思いながら撮影を考えて少し離れたところにラパン号を停めてみました。
 ちびっと話し込んで、トイレ行ってきますと現場を離れた隙にokadaさん参上。こちらもシルエットは47。そしていつ見てもきれいです。
 3人で暫しヨーロッパ談義に花を咲かせてると、カルマンにお乗りの方がやってきました。そろそろ寒くなって来たのでわしゅうざんのフモトにある喫茶店にてお茶でも飲みましょうと言うことになりました。ラパンはそのまま駐車場に置き去りにして、m氏さんの隣で下山です。
 これがまたなんか家のより一回りぐらい小さい感じを受ける室内とさらに低まった車高で、同じヨーロッパと思えない感じの雰囲気です。室内の画像を抑えてないのですが、インパネがS1使用だったり、三角窓が無かったりして、そう感じたんでしょうかねぇ。
 この車両、前のオーナーが54をベースに作り上げた代物だそうですが、ボディがOUTだったため綺麗な65のボディで加工されてるとの事でした。で、細かい47のディテールは全て切った張ったで行われてるらしくて、かなり芸が細かいです。岡山に行った際には是非ご覧になられることをお勧めしますわ。まさに情熱の逸品ッ!


 さて下山して伺った喫茶店は「ワーゲン」と言う名前のGTロマンに出てくるような、車好きのマスターがやってる店でした。入ると入り口に結構な数の1/43のミニカーがずらっ!座ったテーブルの上には1/18ぐらいの三菱500のミニチュアがど〜んっ!へぇ〜、すんごいなぁと。
 コーヒーを飲みながら関西の事や、岡山の車事情や広島の事情とかとか、とりとめも無く話し込みました。まぁ〜、あっちゅーまに時間は過ぎてゆくもんで、帰る時間が近づいてきたのでソロソロおいとましますわ。と、席を立ったのですが・・・。ふと見たお店の裏手の駐車場にっ!三菱500と見たこと無い車が並んでるのを発見っ!
 銀色のセダンは日本初のFF、スズキフロンテだとか。なんと僕と同い年の今年40歳。でもって、日本に1台しかないとの事っ!!(^^;; その隣にはOpenホイールのFIATのふる〜いのが有って、その隣はボディーカーバーを被ったままですが、少しだけ見えるホイルがこれまた古そうな車。そしてその横に三菱500がちょこんと停まっておりました。で、この三菱500はなんとっ!生産第1号車だそうです。
 ん〜っ!マニアックッ!こんな車が眠ってるとは思いも寄りませんでしたわ。スズキのクーペは一応、売り物だそうです。が、パーツが無いのは明白で、とても生半可な気持ちでは手の出せる代物ではないですよねっ!
 思わず帰りが遅れてしまいましたが、また関西のヨーロッパ軍団連れて来ますんで〜って、ここでm氏さんとカルマンな方にお別れです。okadaさんのナビに座り着た道を帰ります。
 okadaさんの54はメンテナンスの行き届きようが随所に感じられる極上品でございました。特に足回りのきっちり感は参りましたって感じで、カチッとしててロスの無いクイックな動作でしたね。ショックの収まりも十分で、段差を超えるときの収集の仕方が気持ちよかったぁ〜ッ!
 少しの時間でしたが、久しぶりに程度の良いS2に接することが出来て、なかなか有意義な時間でございました。




 展望台に戻ってきて一休み。ラパンと54のツーショット。早く帰って自分のヨーロッパに乗りたいなぁとかツクヅク思ったりして・・・。
 岡山遠征は大分前から考えて企画してたのですが、中々実現できずに今年は終わってしまいましたので、来年こそは「おは鷲」参加を目指して動いてみたいと思います。
 ロッパ・デも西のほうに振ってみたいですねぇ。あぁ〜行きたいとこ一杯有って困りますわの年の暮れ・・。(笑)

撮影: F601

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