imskkfep
MGL用のIMです。
SKK風の日本語入力ができます。
既にimskk.soがありますが、以下のような違いがあります。
- imskk.soがskkinputをベースにしているのに対して
imskkfepはskkfepをベースにしています。
- 文字列が確定した段階ですぐにアプリケーションに送ります。
かななども1文字ごとに送られます。
- 単語登録が可能です。(ただし、再帰的ではありません)
- imskk.soよりも辞書の検索が高速です。
- 候補を一覧表示して選択する機能がありません。(imskk.soにはあります)
コンパイルにはskkfepのソースが必要になります。
また、共用辞書を直接検索する場合はariに含まれるskksrch.cが必要です。
skkfepやariには、それぞれにkhパッチをあてておく必要があります。
ファイル名は、skkfep0.86c-kh1.2.7.patch.gzとari1.00a-kh1.2.1.patch.gzです。
ソースの入手
問題点
- mgl-1.6betaまでに含まれる素のままのmgtermとは相性がよくありません。
付属のmgl-1.6beta-imskkfep.patchをあてればOKです。
- atexit()で_fini()を登録していますが、問題があるかもしれません。
他のIMをロードするなどしてimskkfep.soがアドレス空間から削除された場合、
アプリケーション終了時にimskkfepの_fini()を呼ぼうとしても見つからない
ということになるような気がします。
- IM有効時に入力される特殊キー(F1等)には対応していません。
im_read()はchar[]に結果を入れて返しますが、
これらのキー(MK_F1等)はcharに収まらない値を持つので、
&0xffした値のキーが入力されたということになります。
変更履歴
- 1.0 (2000/1/30)
最初のバージョン。
リンク
木原 英人 / KIHARA, Hideto / deton@m1.interq.or.jp
$Date: 2001/05/16 13:33:40 $