skkfep内蔵jvim
skkfepを内蔵したjvimです。
単にskkfepとjvimをくっつけただけです。
このページにあるのは、
jvim3
用のパッチです。
Vim 6以降の場合は、
im_custom
でSKK入力ができるようです。
目次:
- 特徴
- プログラム
- 他に必要なものへのリンク
- 変更履歴
- skkfepに対する拡張
- 作成の動機
- 関連する情報へのリンク
- このskkfep内蔵jvimとSKKの辞書だけで日本語入力ができます。
- Windows版jvimなら、日本語フォント(TrueTypeあるいはBDF)を用意すれば
英語版Windows上でも日本語編集ができます。
- DOS汎用版jvimなら、16bitマシンのDOS上でもSKK風の日本語入力ができます。
基本的に、jvimに対するパッチと、skkfepに対するパッチからなります。
さらに、skkservを使うかわりに、
辞書を直接検索するために利用するariに対するパッチもあります。
(skkservを利用する場合は、ariおよびariに対するパッチ、
SKKの辞書を新たに用意する必要ありません。)
- skkfep内蔵JVim詰め合わせ (2003/1/18)
- jvim3.0-j2.1b-skk1.2.18+skkfep0.86c-kh1.2.10+ari1.00a-kh1.2.2.tar.gz
(1205479 bytes)
「jvim3.0-j2.1bに対するパッチ version 1.2.18」を当てたJVimと
「skkfep0.86cに対するパッチ version 1.2.10」を当てたskkfepと
「ari1.00aに対するパッチ version 1.2.2」を当てたariを
全部まとめたものです。
- jvim3.0-j2.1bに対するパッチ version 1.2.18 (2003/1/18)
-
jvim3.0-j2.1b-skk1.2.18.patch.gz (18937 bytes)
- jvim2.0rに対するパッチ version 1.2
- jvim2.0r-kh1.2.patch.gz
(12741 bytes)
- skkfep0.86cに対するパッチ version 1.2.10 (2003/1/18)
- skkfep0.86c-kh1.2.10.patch.gz
(30234 bytes)
- ari1.00aに対するパッチ version 1.2.2
- ari1.00a-kh1.2.2.patch.gz
(4323 bytes)
- WIN-32版バイナリパッケージ (ari1.00a-kh1.2.2.patch,
skkfep0.86c-kh1.2.10.patch, jvim3.0-j2.1b-skk1.2.18.patch) (2003/1/18)
- vim3skku.lzh (543183 bytes)
SKKの辞書は含まれていないので、
辞書を直接検索する場合は各自で用意してください。
- DOS/V版バイナリパッケージ (ari1.00a-kh1.2.patch,
skkfep0.86c-kh1.2.1.patch, jvim3.0-j1.3g-kh1.2.1.patch)
- jv3skkpe.lzh (395104 bytes)
DOS/V版でコンパイルしてありますが、termcapを使うようにすれば、
PC-9800シリーズでも動くかもしれません。
SKKの辞書は含まれていないので、各自で用意してください。
- skksrch.exeバイナリ (ari1.00a-kh1.2.patch)
- skksrchd.lzh (35404 bytes)
DOSでコンパイルしたskksrch.exeです。
SKKの辞書にインデックスを追加するために使います。
- jvim2.0r DOS汎用バイナリパッケージ (ari1.00a-kh1.2.1.patch,
skkfep0.86c-kh1.2.6.patch, jvim2.0r-kh1.2.patch)
- jvimskke.lzh (286502 bytes)
jvim2.0r+skkfepのバイナリパッケージです。
DOSで使うのならばこれでも十分だと思います。
実行ファイルのサイズもjvim3版よりも小さいですし。
自分でコンパイルするには、
patch kitのほかに以下のパッケージが必要になります。
- 2003/1/18 (土)
- 2001/5/9 (水)
- 2001/1/3 (水)
- 2000/12/25 (月)
- 2000/10/16 (月)
- 2000/10/11 (水)
- jvim3.0-j2.1beta-20000910-skk1.2.13.patchを公開:
jvim3.0-j2.1beta-20000910に対するパッチとして調整。
skkservとの接続が切れたときにjvimがSIGPIPEで落ちないように修正。
- vim3skkp.lzhを公開:
jvim3.0-j2.1beta-20000910-skk1.2.13対応。
- jvim3.0-j2.1beta-20000910-skk1.2.13+skkfep0.86c-kh1.2.8+ari1.00a-kh1.2.1.tar.gzを公開
- 2000/9/25 (月)
skkfep0.86c-kh1.2.8.patch.gz
を公開:
skkservとの接続が切れたときの対処を追加。
- 2000/4/9 (日)
- 2000/1/9 (日)
- 1999/12/8 (水)
- 1999/10/19 (火)
- jvim3.0-j1.7a-skk1.2.9.patchを公開:
jvim3.0-j1.7a用のパッチとして調整。
▽▼▲モード内で画面右端の折り返しに\が表示されているときの表示で
画面が乱れることがあったバグを修正。
- vim3skkl.lzhを公開: jvim3.0-j1.7a-skk1.2.9対応。
- 1999/10/2 (土)
jvimskke.lzhを公開: skkfep0.86c-kh1.2.6.patchに更新。
- 1999/9/29 (水)
skkfep0.86c-kh1.2.6.patch.gzを公開:
送りなしなのに送りありとみなしてしまうバグの修正。
- 1999/9/6 (月)
- vim3skkk.lzhを公開: jvim3.0-j1.7-skk1.2.8対応。
- jvimskkd.lzhを公開: jvim2.0r DOS汎用バイナリパッケージを更新。
- 1999/9/3 (金)
jvim3.0-j1.7-skk1.2.8.patchを公開: jvim3.0-j1.7用のパッチとして調整。
- 1999/6/17 (木)
- jvim3.0-j1.5b-skk1.2.7.patchを公開:
jvim3.0-j1.5b用のパッチとして調整。
- vim3skkj.lzhを公開: jvim3.0-j1.5b-skk1.2.7対応。
- 1999/5/14 (金)
- jvim3.0-j1.5a-skk1.2.6.patchを公開:
jvim3.0-j1.5a用のパッチとして修正。
- skkfep0.86c-kh1.2.5.patchを公開:
"fy"で始まるローマ字かな変換規則を追加。
- vim3skki.lzhを公開: jvim3.0-j1.5a-skk1.2.6対応。
- 1999/2/15 (月)
- jvim3.0-j1.5-skk1.2.5.patchを公開: jvim3.0-j1.5用のパッチとして修正。
- vim3skkh.lzh作成: jvim3.0-j1.5-skk1.2.5対応。
BDFフォント機能も組み込んでコンパイル。
- 1999/1/29 (金)
skkfep0.86cに対するパッチと、ariに対するパッチを更新(バグ修正)。
- 1999/1/7 (Thu)
WIN-32版バイナリパッケージ vim3skkg.lzh 作成
- jvim3.0-j1.3j-kh1.2.4.patch: 1999/1/6 (Wed)
- jvim3.0-j1.3j用のパッチとして修正。
- SKKの▽モードでCTRL-SPCを押すと落ちるバグの修正。
- skkfep0.86c-kh1.2.3.patch: 1999/1/6 (Wed)
- ▽モードのローマ字入力の途中で大文字を打っても
送り仮名入力に移行しないようにした。
(これまでは、"▽しょ"と入力するつもりで
"SY"と打つと全部消えてしまっていたが、"▽sy"になるようにした)
- 'n'のあとの大文字の母音の入力時の動作を修正。
("nA"と打つと"ん▽な"になっていたのを、"ん▽あ"になるように修正)
- jvim3.0-j1.3i-kh1.2.3.patch: 1998/11/10 (Tue)
jvim3.0-j1.3i用のパッチとして修正。
- skkfep0.86c-kh1.2.2.patch: 1998/11/8 (Sun)
- skkservにアクセスできなかったらskksrchを使ってローカルの辞書を
見にいくことができるようにした。(BOTH_SERVER_AND_SKKSRCH)
- Winsockに対応。WIN32でskkservにアクセスができるようにした。
(ただしskkfep自体はWIN32に対応していないので、
jvimに組み込んだときのみ有効)
- jvim3.0-j1.3h-kh1.2.2.patch: 1998/11/8 (Sun)
jvim3.0-j1.3h用のパッチとして修正。
- jvim3.0-j1.3g-kh1.2.1.patch: 1998/10/18 (Sun)
jvim3.0-j1.3g用のパッチとして修正。
- version 1.2.1 (skkfep0.86c-kh1.2.1.patch): 1998年10月11日 (日)
skkfep0.86cに対するパッチとして修正。
- version 1.2: 1998年10月10日(土)
- 各パッチを独立させた。
- jvim3.0-j1.3d用のパッチを作成。
- WIN-32用バイナリパッケージ作成。
(SKK95が公開されたので、そちらを使う方が便利でしょう)
- バグ修正: jvimに組み込んだ場合、
ユーザ辞書の内容に変更があったときのみ
jvim終了時にディスクに書き出すようにしていたが、
候補の順番のみが変更されたときに
ディスクに書き出すようになっていなかったので書き出すように修正。
- version 1.1.2: 1998年8月 3日(月)
バグ修正
- 登録モード関係の致命的な(Segmentation Violationで落ちる)
バグの修正。
(登録モードでサーバからひいてきた候補を確定すると危ないです)
- 送りがなの入力時の処理を修正。
("YoMbu"と打った場合に"よb"で辞書をひくようにした、など)
- version 1.1.1: 1998年7月 1日(水)
- バグ修正: screenやkon上で使った場合に文字化けが見えるバグの修正
- 単体のskkfepで、変換モードを示すために下線を使うか、
▽を使うかをコンパイル時に選べるようにフラグを追加(USE_TRIANGLE)
しました。
- version 1.1: 1998年3月20日(金)
- コードによる入力機能に対応。
ただし、メッセージラインは使用しません。その場での入力です。
- jinsertmodeが'J'か'A'で、jiauto != 0 の場合の動作を変更しました。
以前はjvimの自動設定機能をそのまま使っていましたが、
過去の挿入時のモードを引きつぐように変更しました。
- バグ修正
- ▽モードで何も入力しないでスペースを押したときに、
登録モードに入ってしまうバグの修正。
- ZZを入力しても直ちに終了しないバグの修正。
- skkfepが終了する時にタイミングによって
status lineが残るバグの修正。
この修正は 高村@東工大 さんによるものです。
skkfep.freebsd.diff
上のpatchには、skkfepに対する以下のような拡張が含まれています。
- 「数をパラメータとする表現の入力」機能を追加。
- 登録機能を追加(再帰的ではない)。
- skkservを使わないで、共用辞書を直接検索することも
できるように変更(コンパイル時に選択)。
日本語入力機能付きエディタ「あり?」に含まれるskksrch.cに
skkserv binary search patchを適用したものを使います。
skkfepそのものに対する変更なので、
これらの変更を行ったスタンドアローンのskkfepを作成することもできます。
ただし、skkfep自体はDOSには対応していません。
DOSでSKK風の日本語入力を行うには、
skkfepを組み込んだjvimを使うことになります。
もともとの動機は、
16bitマシン(PC-9801RX)のDOS上でSKKを使った日本語入力をしたい、
ということでした(1997年夏)。
どれも満足できなかったので、自分でやってしまいました。
(できればskkfep自体をDOSに対応させたかったんですが…)
以下のような人にとっては役に立つかもしれません。
- 英語Windowsで日本語編集を行いたい人:
FD1枚にvim32.exe、BDFフォント、SKKの辞書を入れて海外出張のお供に?
- 16bitのDOSマシンを使っててSKKが使いたい人。
(今どき16bit?)
- 少ない資源でSKKが使いたい人。
(mobile環境とか?)
- viユーザでかつSKKユーザな人。
(UNIX上ならskkfepなりskkinputを使った方が便利では?)
- スタンドアローンのPC-UNIXの日本語入力環境を、
なるべく少ない資源でてっとりばやく構築したい人。
- Mule(SKK) (+ skkserv)
(Muleは重いし、disk,memoryくうし…)
- jvim(onew) + Canna/Wnn
(Canna/Wnnのinstallが面倒。SKK使いたい)
- jvim + skkfep + skkserv
(skkserv起動しておかないと。起動遅いし)
- jvim(skkfep)
(1つだけ)
(でもskkfep内蔵jvimを作るためにはけっこういろいろ必要です。)
KIHARA, Hideto <deton@m1.interq.or.jp>
$Date: 2003/01/18 06:06:42 $