tcfilter - GNU screen用T-Code/TUT-Code入力フィルタ Version: 0.1 Date: 2003-10-01 * 概要 tcfilterは、GNU screen用のT-Code/TUT-Code入力フィルタです。 screenが動いていれば、tcfilterをinput filterとして動かすことで、 シェル等への日本語入力が直接できるようになります。 * tcfilter-0.1パッケージに含まれるファイルのリスト - README tcfilter-0.1パッケージの説明。このファイル - tcfilter.c tcfilterのソース - tcfilter.txt tcfilterの説明書 - tclib-0.2+tut-0.8+tcfilter.patch tclib+TUTコード対応パッチに対する変更。 tclib-0.2+tut-0.8に対してのパッチです。 tcfilterから使うために、以下の変更を行います。 - Makefileにtcfilterを追加。 - stdoutでなくstderrにメッセージを出力するようにする。 - 環境変数TCLIB_QUIETに1以上の数字が設定されていたら、 tclibの設定ファイルから読み込んだサーバ名などの設定情報を 表示しないようにする。エラーメッセージなどは表示する。 * コンパイル 0. tcfilter-0.1.tar.gzを展開。 % tar -xzf tcfilter-0.1.tar.gz 1. tclib.tar.gz をダウンロードして展開。 % tar -xzf tclib.tar.gz % cd tclib-0.2.1 2. tcfilter.cをtclib-0.2.1のディレクトリにコピー。 % cp ../tcfilter-0.1/tcfilter.c . 3a. T-Codeの場合 tclibをmake。 % make tcfilterをコンパイルしてtclibとリンク。 % gcc -o tcfilter tcfilter.c -L. -ltcode 3b. TUT-Codeの場合 TUTコード対応パッチ を適用。 % gzip -dc tclib-0.2+tut-0.8.diff.gz | patch -p1 tcfilterパッチを適用。 % patch -p1 <../tcfilter-0.1/tclib-0.2+tut-0.8+tcfilter.patch tcfilterをmake。 % make tcfilter * 環境変数 - TCLIB_QUIET TUT-Codeの場合(tclib-0.2+tut-0.8+tcfilter.patchを適用した場合)のみ。 1が設定されていたら、tclibの設定ファイルから読み込んだサーバ名などの 設定情報を表示しません。エラーメッセージなどは表示します。 * tutfep(skkfepにTUTコード対応パッチskkfep+tutを適用したもの)との比較 + tutfepはあらかじめ起動しておく必要がありますが、 tcfilterは必要になった時点で簡単に起動して使うことができます。 - tcfilterはscreenのウィンドウごとに動かす必要があります。