tcvime - Vim用交ぜ書き変換・部首合成変換スクリプト

tcode,tutcode等の漢字直接入力keymap用の入力補助機能を提供する プラグインスクリプトです。 次の4つの機能を提供します:
tcvime-1.5.1.tar.bz2 (689,517バイト) (2014-04-20)
tcvimeパッケージ。以下のファイルが含まれます。
ソースリポジトリ@github

変更履歴

tcvime 1.5.1 (2014-04-20)
tcvime 1.5.0 (2014-03-15)
機能追加
  • 文字ヘルプ表示時に、第1打鍵以外の打ち方が共通する文字のテーブル(文字表)を 表示する機能を追加。デフォルトで有効化。'tcvime_use_helptbl'オプション。 (ある漢字の打ち方を忘れて変換で入力した際は、ついでに近くの漢字の打ち方の 復習をすることも多いので) 例:
    	  桟頃 篇猿析|$△・・・・
    	  尉軟 辰祖彫| ・・・・・
    	  砦闇^鍵渓抄< ・・・・・
           
    例(従来):
    	  ・・・・  3 ・・・・
    	  ・・・・    ・・・・
    	  ・・1 2     ・・・・
    	      鍵
           
  • Insert mode用にコントロールキーを伴わないモード切り替え用関数追加。
  • Insert mode用後置型英字変換(SKK abbrev変換)関数追加。
  • 前置型英字変換機能追加。<Plug>TcvimeIAsciiStart。 カタカナ入力が面倒で、英字変換する方が楽な場合があるので。
  • ひらがな変換機能追加: 後置型(文字数指定、連続カタカナ)、Visual mode、 Normal mode、opfunc
変更点(動作)
  • ひらがなとして残す文字数を指定する後置型カタカナ変換では、 Insert mode開始位置以降のみを対象にする機能は無効化するようにした。 バッファ表示内容を見て残す文字数を数える使い方なので。
  • 'tcvime_keymap_for_help'を'tcvime_keymap'に変更
  • 検索履歴(/)を汚さないようにした
  • キーマッピングの登録・解除を行う:TcvimeOnと:TcvimeOffコマンドを削除し、 デフォルトでキーマッピングが登録されるように変更。 デフォルトのキーマッピングを使わず、自分で他のキーにmapしたい場合用に、 'tcvime_no_default_key_mappings'オプションを追加。 (従来、plugin/tcvime.vimで:TcvimeOnしておりautoload/tcvime.vimが常に読み 込まれて、必要な時のみ読み込むようにautoload化した意味がなかったので)
変更点(高速化)
  • 部首合成変換やヘルプ表示高速化のため、漢字から入力シーケンスへの変換用 Dictionaryをautoload化。(毎回keymapファイルから生成するかわり。 ただしkeymap変更時は手でautoload/tcvime/kanji2seq_tutcode.vim等の変更要)
  • 部首合成変換高速化のため、bushu.revをautoload/tcvime/bushudic.vimに変更。
変更点(keymap/tutcodep.vim)
  • keymap/tutcodep.vimに、Touch16+やTUT98.COMの拗音等の短縮ストロークを追加
  • シーケンス最初の文字のみが大文字のカタカナ定義(例:Wi ミ)を tutcodep.vimから削除。これらの定義はめったに使わない一方で'WiFi'等を そのまま入力したいので。シーケンス最初が大文字のカタカナ定義を生成する 関数をtcvime#lmapcust#mkcapitalkatalist()として追加。
バグ修正
  • <Plug>TcvimeVSeq2Kanjiにおいて、入力シーケンス中で後置型カタカナ変換等を 使っていると、"<C-R>=tcvime#InputConvertKatakana(3)"等がそのまま入る問題 を修正。
tcvime 1.4.0 (2013-10-12)
tcvime 1.3.2 (2013-06-15)
tcvime 1.3.1 (2013-04-07)
Insert modeでの後置型カタカナ変換で指定文字数伸ばす関数が 動作していなかったバグを修正
tcvime 1.3.0 (2013-02-27)
tcvime 1.2.1 (2011-12-13)
細かい不具合修正のみ。
tcvime 1.2 (2005-03-10)
漢字テーブルファイルを表示して、文字を選択して入力する機能を追加。
tcvime 1.1 (2004-08-13)
タブのある行で部首合成変換等ができないバグを修正。
tcvime 1.0.1 (2003-09-04)
tcvime 1.0 (2003-05-25)
最初のリリース

関連

Vim6 + im_custom + skkfep + tut patch + tclib + tserv
Vim6で交ぜ書き変換や部首合成変換を行う他の方法です。 坂本さんがVim6のim_customでskkfepを使えるようにするパッチを作られています。 vim-jp ML の「[vim-jp:00395] im_custom + skkfep」です。 これとtservの ページにあるskkfepのTUT対応パッチ(同じく坂本さん作)を使えば、 Vim6+im_custom+skkfep+tut+tclib+tservという組み合わせで tservを使って交ぜ書き変換や部首合成変換ができます。
jvim3 + skkfep + tut patch + tclib + tserv
上と同様ですがjvim3という点が異なります。

リンク


deton(木原 英人 / KIHARA, Hideto)@m1.interq.or.jp
$Date: 2014/04/20 00:55:19 $