================================================================== 危険物取扱者にチャレンジ   第29号(危険物5) 4/6 アルコール類 http://www1.interq.or.jp/~hiromi-n/ 購読解除→ http://clickincome.net/mg_lt/mag/m00003063.html ================================================================== こんにちはUKAROUです。今回は第四類の中の一つ、アルコール類につ いて詳しく学びます。 ------------- アルコール類 ------------- アルコール類・・・炭素数が1〜3個までの飽和一価のアルコール ・性質  ・水より軽い  ・水に溶ける(よって水面には浮かない)  ・液の温度が高くなると引火の危険性  ・蒸気比重は第四類の中では小さい(空気よりは重い) ・火災予防方法  ・火気厳禁、密閉、冷蔵、換気、下水・川に流さない。 ・消火方法  ・耐アルコール泡、二酸化炭素、粉末、ハロゲン化物 ・危険物の例   危険物     引火点 発火点 沸点 燃焼範囲 比重 蒸気比重  メチルアルコール 11度  385度 64.7度 6〜36% 0.8 1.10  エチルアルコール 13度  363度 78.3度 3.3〜19% 0.79 1.6  n-プロピルアルコール 23度  412度 97.2度 2.1〜13.7% 0.8 2.1 ※他にイソプロピルアルコールがある。 ・その性質  ・メチルアルコール = 無色透明、有毒、揮発性、有機溶剤と良く混ざる。   メタノールともいう。  ・エチルアルコール = 無色透明、揮発性、麻酔性、芳香臭、有機溶剤と溶   ける。エタノールともいう。お酒の成分♪  ・n-プロピルアルコール = 無色透明、芳香、塩化カルシウム水溶液には溶 けない。他のエチルアルコール、ジエチルエーテルといった有機溶剤とは   溶ける。 ―――――――――――――――――――――――――――――――――――― 今回はここまでです。お疲れさまです。 小さな点でもいいですので間違い・気づいた点などお知らせいただければ幸いです。 学習における質問も、わかる限りお答えしますし、皆さんの疑問点がわかった方が 助かりますので大歓迎です。 ――――――――――――――――――――――――――――――――――――