湘南発祥の地の碑


湘南発祥の地大磯の由来

崇雪と言う人が寛文四年(1664)頃
西行法師の詠んだ名歌
「こころなき身にもあはれは知られけり
鴫立澤の秋の夕暮」
を慕って草庵をここに結び標石をたて
東海道を往還する旅人に鴫立澤を示し
「著盡湘南清絶地」と景勝を讃えて
刻んだのがはじめです
中国湖南省にある洞庭湖のほとり湘江の南側を
湘南といい、大磯がこの地に似ているところから
湘南と呼ばれるようになりました

平成八年四月

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(写真:佐々木 、 文:碑の右にある立て札の文)