そうして白猫がいなくなって一週間が過ぎました。
青色の子猫はいつもの餌場にいきます。
あの餌の豊富な餌場に・・・・そこには他の猫達も
いましたが、今ではだれも子猫を邪魔にはしません。
歩き方も以前のようなこそこそした歩き方ではなく
堂々と歩いていました。その毛並みも雨上がりの
空のような青さでした。
子猫は勇気をいうものを知ったのです。
ほんの少しの勇気で、自分は変われる事を知ったのです。
もう子猫には暗い表情はありませんでした。
「僕はがんばっているよ・・・白猫さん・・・どこかで
見守っていてくれますよね?」
ヒュウ・・・
風が子猫の横を通り過ぎていきました。
その風にのって白猫の笑い声が聞こえた
ような気がしました。
そう、それはよく晴れた空の青い日のお話・・・