吸い込まれそうな夜空に

光と音が咲き乱れ

星灯かりが控えめな今夜

僕のいる場所を吹き抜ける

 

ただ一筋の風のなか

大きな光を見詰める僕は

光の中に貴女を見つける

そこは想い出の風の吹く場所

光が時空の壁を照らし

音が扉を打ち破る・・・

 

その先に見えるのは

過去の世界におぼれる自分

一時の風の中

寂しさを抱え

未来を夢見ていた僕の陽炎

 

夜空の大いなる光は

そんな僕を過去に戻した

 

光に心奪われし僕は

ただ瞳に涙を浮かべ

大輪の花を霞にかけるだけ

心揺さぶられし

この夏の風に・・・