平成9年5月6日

美しが丘5丁目の環境を守る会 殿

回 答 書

藤和不動産株式会社 横浜支店

取締役横浜支店長 多田 靖昭

 

 近隣説明会、横浜市斡旋等による度重なる説明、話し合いにもかかわらず3度の弊社来社等、抗議行動に対し大変残念な結果として受け止めております。

 平成9年4月24日付の「声明」文を拝読し、弊社としての考えを皆様方のご要望に改めてご回答致します。

1.建築基準法の改定に依る地下室の容積率算入制限の緩和措置については、適法と考えております。

(イ)交通量増加について、総戸数18戸の共同住宅という計画上、弊社としては変化の度合は周辺住宅地の環境破壊にあたると考えておりません。

(ロ}マンションを建設することにより生じる圧迫感と環境の変化については、6度の斡旋により、埴栽の増加、バルコニーの削減、ガラス材質の変更等、当社としてできうる範囲の変更を行いました。また、周囲の住宅に配慮し建築基準法に適合したマンション計画を行つていると認識しております。

 

2.「公序良俗の破壊」ということですが、当社は本計画地を取得以来、商品性、法律上の制限、および皆様方に対する阻害要因の回避等を充分に考慮、検討し公表しており、美しが丘5丁目周辺の住環境に馴染んだ高環境の計画であると認識しております。また、公表した建物の計画は、基本的に弊社として最大限の検討・努力を重ねた結果であります。

 

 何卒、本計画をご理解頂きたく宜しくお願い致します。