マスコミに報道してもらうには

マスコミに取り上げて頂くためには、以下の2点が重要だと思います。

1.誰もが「なるほどこれは何かおかしいぞ」と思えるような(共感できる)、主張があること。

2.住民が様々な行動を通してアピールすること。

*住民エゴと思えるような主張(内容)ですとまず取り上げていただけないと思います。報道されることによって逆効果になる可能性もあるからです。以下具体例を述べます。

1.マスコミへのアプローチの仕方

(新聞関係)一般的には市庁や県庁にある記者クラブに資料を持っていく。場合によっては会見をする。例えば横浜市庁舎の記者クラブの場合、事前に連絡を入れて幹事会社にアポイントをとっておくのがベターでしょう。直接資料を持参(同じ物を20部くらい)してももちろん構いません。アポなしでいっても記者が暇であれば話しを聞いてくれることもあります。連絡先は必ず記しておくこと。内容に興味のある記者からは電話が入ります。重要な点は興味を抱いてくれる方をいかにして見つけるかです。新聞記者の方でも得意分野があります。例え大きな問題でもその記者の守備範囲外ですと記事にならないこともあります。

また、近くに新聞社の支局等があれば、訪ねてみるのもよいでしょう。地域の問題として積極的に取り扱って頂けるかもしれません。

(テレビ)いくつかのテレビ局で住民運動等を積極的に取り扱っている番組がありますので、直接連絡をとって話しをするとよいでしょう。但し、電話する前に資料を郵送かFAXしておくべきです。テレビ関係の方は納期の関係で特に忙しいので、電話でのやり取りはなるべく簡潔に済ませるのがよいと思います。(連絡先は104等で調べる。担当のところに繋がったらFAX番号を必ず聞くこと)

 

何回か、活字のメディアで報道されると、マスコミの方々からコンタクトを取るってくることがあります。特に新聞に載ると記事の検索ができるので、持続効果が大きいようです。実際私どもからアプローチして報道して頂いたのと同じくらい、報道関係の方々からアプローチがあって報道して頂きました。ここで大事なのは名前が出る場合には実名で報道して頂くことです(匿名にしない)。報道関係の方も104で連絡先を調べますので地名と名前を載せてもらうことだと思います。他の地域の方々からも電話が入ります。

2.それぞれのメディアの特徴(長所短所)

a.新 聞…影響に持続性がある。記事を様々な場面で活用できる。簡潔にまとめられているのでわかりやすい。事実関係を述べるにとどまり、評価等は書かない。(コラムや社説では考えを主張することもある)

b.テレビ…即効性かつ大きな影響力がある。但し、新聞等より効果は長続きしない。特集番組であれば住民側の視点で報道することが多い。

c.雑誌・専門紙…新聞より情報量が多いのである程度問題点を詳しく記述することが可能。但し読者が新聞より多くはない。記事を様々な場面で活用できる。