|  急行音戸さん、重箱の隅つつきで恐縮ですが、ちょっと質問させて下さい。  「Aロネ」という言葉をお使いになっていますが、それは、お父さんはじめ国鉄部内の方が使われていた用語なのでしょうか?
 「Aロネ」という言葉で、私が知っているのは、昭和30年7月1日の1等寝台格下げの際、
 ロネがABCの3ランクに分類された時のものですが、この時の「Aロネ」は個室寝台であり、
 しかも昭和44年5月10日の等級制廃止の際に、新たにロネ=A寝台、ハネ=B寝台となったため、
 この呼称は正式には無くなっている筈です。
 ちなみに、お父さんが乗務なさっていた時代で、古い分類の「Aロネ」に該当するのは、
 ナロネ20とナロネ22(半室)の2形式しかありませんでした。
 各種の文献でも、「ロネ」という言葉の上にアルファベットを冠するのは、
 この昭和30〜44年の分類についての記述だけしか見あたりません。
 もし昭和47〜52年当時、国鉄部内でその様な言葉が用いられていたのなら、詳しくご教示頂きたいのですが・・・
  何だか揚げ足取りの様な感じがしないでもないですが、「用語」というものにも多少興味があり、純粋に事実が知りたいだけですので、よろしくお願いします。
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