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1981年、ストリートファイトのチャンプ、ジェフが、暴漢に襲われ、壮絶な死を遂げた。
誰もがそれを、悪名高いギース・ハワードの仕業であると、わかってはいたが・・・・・・・・・
ギースの金の力と暴力に立ち向かえるものは、誰一人としていなかった。

ジェフ・ボガード
  ストリートファイトのチャンプである彼は、
  ギースの野望を打ち砕くことを決意していたが、
  ギースが差し向けた刺客に、その命を奪われた。
  彼には、拾い育てた、テリーとアンディという
  ギースには知られていない2人の息子がいた。

この惨しい死が、
宿命の闘いへの序章であった・・・・・・

アンディ「おやじ!」
テリー「ギースの野郎!許せない!」

ギース「これで私に刃向かうものは誰一人としていない。アッハッハッハッハッ・・・・・・」

武闘家として未熟な2人は、
ギースへの復讐の決意を胸に、
それぞれの修行のため街を後にした。


そして10年・・・・・・ギースの悪なる野望はさらに肥大した。

ジェフの死後、サウスタウンは荒廃し・・・・・・
暴力、麻薬・・・・・・あらゆる醜悪がうごめいていた。


ギース・ハワード
 一介のストリートファイターであった彼は、
 自らの野望を遂行するには邪魔な存在となった
 ジェフを抹殺し、その後、
 強力なコネクションと悪事の限りを尽くし、
 街を動かすほどの人物となった。
 議会や警察までもが買収され
 全てが思うがままであった。
サウスタウン市長
「今年もまたキング・オブ・ファイターズをやる気か?
悪事もほどほどにしろよ。」

ギース
「あんただって、相当のワルだぜ!
 それに目をつぶるだけで、
 これだけの大金が転がり込むんだからな。」

キング・オブ・ファイターズ、
それは各国の猛者達が集う、最高レベルの異種格闘技戦。
・・・・・・今年もまた幕を開ける。

だがもうすでに、この異種格闘技戦には、
ギースが私腹を肥やすための都合のいい
筋書きができあがっていた・・・・・・果して、
格闘家達はギースに操られてしまうのか!

そんなギースが、この先、死んだジェフの息子との
宿命の闘いが待つことなど知るはずもなかった。


宿命の闘いにケリをつけに、ボガード兄弟は帰ってきた。

ギースへの復讐を誓い合い、それぞれ違う道を歩んだ兄弟。
10年の厳しい修行を経て、2人は因縁のこの街に・・・・・・

テリー・ボガード
 天才武闘家であった育ての父ジェフ・ボガードを殺した
 ギース・ハワードを葬り去るため、喧嘩殺法に磨きをかけ戻って来た。
アンディ・ボガード
 テリーの実の弟。父の仇、ギースに、対する執念は兄と同じである。
 小柄な体格をカバーするため、厳しい修行により日本の
 骨法を会得。

テリー
「ギースを必ず、あの世へ葬る!」

アンディ
「親父と同じ屈辱を奴にも与えてやる!」


小柄な弟アンディは、過去一度も兄テリーに勝ったことがなかった。



アンディ「今の俺は、昔の弱かった俺とは違う。兄貴、もう一度勝負してくれ!」

テリー「それは、ギースを倒してからの楽しみにしようぜ!」


最強のライバルかつ相棒との出会い。


東 丈(ヒガシ ジョー)
日本から単身タイに渡り、タイ式ボクシング「ムエタイ」を極め、
最年少チャンプとして無敗の伝説を築く。
そして、「キング・オブ・ファイターズ」の異種格闘技戦に
さらなる強敵を求め、サウスタウンに、一人やってきた。

ジョー
「お前たち、仇討ちごっこなんてやめて、
 キング・オブ・ファイターズで
 俺といっしょに闘わないか。」

アンディ「キング・オブ・ファイターズ?」

テリー「誰だ、お前は!」

ジョー
「年に一度、世界中の強者共が集まる世界最高レベルの異種格闘技戦、
 それがキング・オブファイターズさ。俺はそこに闘いの場を求めに来た東丈。」

ジョー
「そうだ、いいことを教えてやろう。
 お前たちが探しているギースって奴がそれをすべて影で操ってるらしいぜ!」

テリー「なに!」

テリー「ギースの奴!」

アンディ「兄貴、腕試しができて、ギースにも近づける。一石二鳥じゃないか!」


今ここに、最強のタッグが誕生する。
タッグじゃなくてトリオだってのは・・・・ゲームシステム上の都合と言う事で・・・


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