絵師:藤常胤 年代:安政2年(1855年) 寸法: 432x473 ミリ 奉納者:古瀬金左衛門
木曾地方で木曽馬の飼育が盛んになったのは、江戸時代からです。馬の飼育は女性の仕事とされ 馬の餌とする朝草刈りが日課でした、紺がすりに女性が草をつけた2頭の馬を引き、茶がすりの別の女性が 馬の後からついていく。多分二人は嫁入り前の姉妹と考えられる、自分たちも草を背負っている。娘達の良縁を願った 絵馬かもしれません。