Re: エンディングに関する大胆な解釈


1997-2-22 00:15:36 tk

Re: エンディングに関する大胆な解釈 [セフィ坊] へのコメント 1997-2-20 11:54:54

●経験上、自然(星)に対しては私はまったく無力です。
どんな人生がそこにあろうが一瞬で個人の全ての客観
を(無上に)略奪できます。
「自分は自分しかいない」だからこそ「生」にこだわ
るのは私も同じです。でも、自然は人間の小さい表層
の意識などにまったく無関心なくらい大きい存在です。
●少なくとも私の操作した主人公は、星を救うなん
て大それた勇者(救世主)ではありませんでした。
「エアリスの仇」こればっかりでした。
ストーリー上は「決着(ライバル?)」とか「エアリス
の死(最後の思い?)」を無駄にしないというような感
じを受けましたが。
●「星を救うなんて大それたこと言っているけど娘を
助けたいそれが本音」というパレットを初め主人公たち
は、殆ど個人的感情で冒険していたとも思えます。
EDは最後の思いの感じ方でかなりかなり変わるとおも
います。
「エアリスはどうっだたんだろうか」この解釈に落ち着く
とおもっています。
●この部分の解釈に関して、私は決着をつてけていません
●星もやがて死滅します。擬人化することが許されるなら
星も自分が助かりたいそう思うでしょうし、自分の最後の
ために自分の「知識」を外−宇宙−へと旅立たせたい。
そう思うのではないか。ロッケトやシドからそう感じまし
た。「宇宙からみれば星も俺らと同じ」私はこれに感銘し
ているので星も自分の幸せを願うチッポケな存在と考えま
すので、星は、科学をそういう方向に進化させたいはずと
決め付けています。
●よって悲しいですが一旦知識の宝庫でもあるライフスト
リームに人類を返し(滅んだ。シドは残っていてほしい!)
新たな知識で知的人類が誕生した500年後の約束の地。
それを軽い笑みで見るナナキ一家(か子孫)たち。
●実存とそんなちっぽけな意識に無関心な自然(星)でも
宇宙からみれば、「チッポケ」で私と同じ実存的な意識が
あるのでは。そう思えるストーリーだったので、最後に星
は自分が幸せであることを実現したと思います。
その「幸せ」の取り方ですよねー。
●どうやら私は学生時代の考えにグーと引きもどされた、
大人のようです。


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