
・フランス留学中に得たものは何ですか。
九ヶ月間に渡るフランスでの留学期間中、私は様々なことを身につけたと自負しております。語学力はもちろんのこと、他国から日本を見ることが出来る視野、世界的に世界情勢を観察できる国際感覚や、海外の、まったく異なる文化の中で一人で生活していく上で養った異文化適応能力、精神力、そして学生寮に暮らしたことにより、他の住人との関係において向上した協調性等、本当に色々なことを学び得たと思っています。今後はぜひ、こういった能力を仕事に活かしていきたいと思っています。

・何故商社を志望しているのですか。
留学期間中に身につけた私の能力を、ぜひ仕事に活かしていきたいと思い、商社を志望しています。出来れば海外諸国との関係の中で仕事をしたいと思い、まずは、旅行業界を中心に就職活動を行ってきました。ですが、説明会等に参加してみて、お客様が日本人ということもあり、やはり国内セールスが中心で、海外との繋がりはあまり無いように感じました。そこで、御社のような国際展開をなさっている企業であれば、自分の力が発揮できるのではないかと思い、現在は、商社さんを中心にまわらせていただいています。

・卒業論文のテーマについて聞かせて下さい。
私は、写真というものに興味を覚え、現在サークルでも、写真研究部に所属しています。卒業論文も、ぜひ写真をテーマにして書いていきたいと思っています。具体的には、表象文化論という、あまり馴染みの無い学問の分野になるのですが、絵画や写真、映画等の目に見えるもの、つまり「表象」と、社会の移り変わりとの相互関係を考察していくものです。その中で、私は写真を選び、特に現代において、なぜこのように写真がはやっているのか、社会的側面、精神的側面両方から考えていきたいと思っています。

・わが社に入社してどんな仕事をしたいと思いますか。
やはり、自分の身につけたものを活かしていきたいので、国際業務に携わった仕事をしてみたいと思っています。ただ、留学と違い、ビジネスとして海外との関わりを考えなければいけないので、入社一年目でいきなり、というのは、やはり不可能だと思います。まずは、国内の営業活動を通して、勉強させていただきたいと考えております。そして、上司の方から信頼していただき、部下からも頼りにされ、自分に自信がついた後、将来的には、ぜひ国際業務につきたいと思っています。

以上、僕が面接で毎回聞かれるような、典型的な質問、及びその回答を記してみた。ここまで何回も同じことを喋っていると、次第に頭が自動的に答えるようになってきてしまう。内心またか、と思いつつ、姿勢良く、はつらつと対応しなければならない。疲れることである。
なお、先週書いたエントリーシートの質問事項と重なるものについては割愛した。暗記するつもりはないのだが、いつのまにかそのような状態になってしまっている。自分でも図々しい程、ぺらぺらと口が良く動く。質問に窮することなく的確に応じているのだが、あまりにも機械的である。これが逆効果にならなければよいのだが。 |