British Classic にて

以前カーマガジン誌に特集された事もある関東の有名人?西田さんのレーシングG12に岡崎のイベントで出会いました。外観は雑誌で見たまんまで、発砲ウレタンのシートもそのままでした。
 

 初めて見たときは車高の低さに驚きました。ノーマル?のG12でも凄いのにこの車は更に低くなってます。立った視線からは顎のラインが全然分かりません。で、下を覗き込んでみると、岸和田の方のG12に開いている顎下の穴がありました。でもこちらもかなり大き目の穴です。ライトの下は殆ど穴って感じです。

 このアングルから見てもらったら分かりやすいかなぁ?隣のG4と比べて貰えば分かるかなぁ?フェンダーはノーマルプラス5センチぐらいです。それでもタイヤがはみ出しそうに成るぐらいトレッドは広いです。

 リアも5センチぐらいフェンダーが出てます。やっぱ迫力有りますねぇ。ロールバーは特注で、そのままではリアカウルは開きません。ロールバーのリアエンドのピンを抜いてロールバーを持ち上げてリアカウルの間を抜くように開けなければいけません。

 そのせいかも知れませんが、エンジンの真上のカウルだけ切り取られて半透明のアクリルになってます。それをボルトで固定してます。プラグ交換ぐらいならここからアクセスして出来るかなぁと思います。

 エンジン音はアイドリング時は比較的大人しくて(直管から比べてですけどね)、拍子抜けします。でも、回せば流石にボリュームがでます。エンジン自体はBDに換装されてるっていってました。馬力はどのくらいか分かりませんでしたが、車としての完成度はかなり高いらしく、G12のオーナーが持っているかなり速いG4と比べても時限が違うって言ってたのを聞きました。うぅ〜ん、恐ろしいかも・・・。

 23Bと比べても、ぺっちゃんこ度はかなりの物です。ここまでやるとやっぱり凄いですねぇ。これでラグナセカをガンガン走ってたんですねぇ。コクピットの中のロールバーの取りまわしは、流石ワンオフと思わせる太い直径のボックス形状です。見てるだけで剛性の塊のような雰囲気です。今回エンジンルームとか見せて頂きたかったんですが、上記状態のカウル形状ゆえチャンスがありませんでした。残念!イベントスタッフの方の車だったので、実際に路上を走ってるところは見れなかったんですが、この車が街中を空気を震わせながら走り去る所を見れた幸運な方も居てるんでしょうねぇ。羨ましい・・。

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