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9月13日〜9月26日

嵐の中の誕生日

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 敬老の日、成田空港。本日から五日間の香港旅行である。時間通りにチェックイン。カウンターで航空会社の方が一言。「台風の影響で、離陸しても成田に戻る可能性があります」。嫌な予感。混雑のため、一時間遅れて離陸。機内でも天候状況が逐一報告される。
 確かに雨は降っていたが、問題無く着陸。香港の地に足を踏み入れることが出来た。旅行会社の現地スタッフに会い、離脱する旨を伝える。バスと地下鉄を利用してホテルへ。いわゆるぐずついたお天気という感じで、風はあまり無い。蒸暑さは、日本の梅雨時よりひどいように感じた。このまま五日間、無事平和に旅を楽しみたいものである。

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 だが、そんな願いも虚しく、台風は強い勢力を保ったまま、香港に近づきつつあった。夜になるにつれ、窓ガラスには雨が叩きつけ、風が大きな音を立てて吹き荒れる。今晩のうちに通り過ぎてはくれまいか、という期待は、翌朝のニュースであっけなく打ち破られる。シグナル8、という警報が出て、この日は会社も学校も休み、という事態に陥ってしまった。
 午後になっても、収束する気配はまるで無し。シグナルも、最大の10が発令され、地下鉄やバスなどの交通機関もほとんど麻痺状態。テレビではその模様が報道されているのだが、波は荒れ、街角には人の姿は見えない。
まさかこんな日に出かける常識知らずの人もいないのだろう。

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 しかし僕らは、その常識知らずの典型、間抜けな観光客であった。どうにもお腹が空いたので、開いているお店を探してホテルを出る。ものすごい風に大量の降雨で、傘など何の意味も持たないほど。香港名物の一つである、立ち並ぶ超高層ビルの窓ガラスが、何枚か剥げ落ちていた。吹き飛ばされてしまったらしい。
 そんな中でもがんばって開店していたお粥屋さんでお腹を満たし、これまた休むことを知らないセブンイレブンで今後の食料を調達。街には僕らのような見物人がちらほらいたが、さすがに地元の人はいなかったようだ。ようやく落着きを見せ始めたのは、この日、二日目の夜のことだった。

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 翌日、街はごみに溢れ、これも名物の一つである大きい広告看板が、落下したり、破損したりで、被害はかなり大きかったようだ。そんな中、僕らはその後三日間、完全に観光客と化し、ビクトリアピークなどの観光名所や、麺類などのB級グルメ、飲茶も堪能した。遅れを取り戻そうとがんばったのだが、そのかいあって、充実した日々を過ごすことができた。
 後でわかったのだが、今回の台風は、何十年かぶりに巨大なものだった、とのこと。日本にいれば、絶対に外出などしなかっただろう。もし今後、同じような状況に出遭ってしまったときは、僕らのような無茶な真似はせず、ホテルでおとなしく沈静化するのを待つようお勧めする。

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 ちなみにタイトルにもあるように、16日は僕の23回目の誕生日であった。年々、その有り難味が薄れていく一方で、一つ違っても何も変わらないような気がしてきている。それよりも、これから社会人として働くようになったり、昇進したり、ということのほうが、節目としては強く感じることだろう。
 まあともかくも、お祝いされれば嬉しいし、特別な日だという意識は、まだ多少残っている。暴風雨に祝ってもらっても仕方が無いが、ある意味、印象深い誕生日となった。今回は、旅行についてはあまり触れていないが、機会があれば、どこかでご紹介しよう。最後に、今週は二日更新が遅れてしまった。次回はまた二週間後の予定である。


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