7/21〜27日

隅田川花火大会ウィーク


 

地獄の一週間は終わった。と、いっても、さほど苦しくない地獄だったが。恐らく何とかなったであろう、いや、何とかなっていて欲しいテストも終了し、さらに本日をもってバイトも一週間の休暇にはいる。いよいよ、本格的な夏休みに入ったのだ。

 フランス旅行が控えているので、お金をかける遊びは出来ないが、とにかく休みということがとても嬉しい。これでとりあえず二ヶ月間は、学校に行かなくてすむのだ。クラスメイトとは音信不通になってしまうが、たまにはいいだろう。

 

などと高を括っていたら、悲劇的な情報が入った。フランス語関係の集中講義が行われるというではないか。僕は一気に奈落の底に叩き落とされた。しかもネイティブの授業である。この暑い最中、先生もよくやるものである。

 授業内容は、フランスの生活マナーを学ぶというもの。学生はたった三人。内容自体はなかなか興味深くて、これからフランスに行く僕にとってはいろいろとためになるものだった。これを日本語でやってくれれば、もっと良いのだが……

 

例えば男女一人ずつの二人組みが二組あって、お互いに紹介しあうとき、最初にまず女性同士が挨拶、次に男性と女性、最後に男性同士が挨拶する。基本的に軽く握手をするのだそうだ。こんな所にもきちんと決まりがあるのかと、感心させられた。

 それにしてもフランス人の先生、女性なのだが、妙に握力が強い。握手するとき、かなり手が痛いのだ。握り過ぎだと思うのだが、向こうではこれぐらいが普通だという。何回も試されたので、手が痛くなってしまった。

 

それはさておき、季節はすっかり夏である。夏といえば、やはり花火。僕は墨田区住人なので、昔から花火とは縁がある。隅田川花火大会という、日本最大の花火大会が、毎年僕の住む地域で行われるからだ。

 しかも僕は十二階に住んでいるので、何とベランダから花火が見れる。わざわざ大混雑する隅田川まで行かなくても良いのだ。テレビでも中継するので、それを観ながらさらに生で花火を見る、という贅沢を満喫できるのである。

 

一昨年、去年とバイトで見れなかったのだが、今年は幸運にも台風の影響で一日延期した。そのおかげで三年ぶりに直に見れるのだ。これを書いている時点ではまだ始まっていないが、今からとても楽しみである。

 最近の花火はかなり凝っていて、色も鮮やかでビジュアル的にとても楽しめる。だが、僕はどちらかというとシンプルな花火のほうが好きだ。それにあの音を聞くだけで、夏が来たと感じられる。このご時世、季節を感じられるというのは、幸せなことである。


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