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なぜ 私には育てられないのか・・・ガーデニングに初挑戦話

第3話 根性の1998年 春 |
冬場にポトスまで枯らし、園芸の初心者にもなれなかった私ですが、春にもなると本屋に沢山並び出す園芸雑誌が気にかかります。コンテナガーデンや寄せ植え等の写真は非常に美しく、1日眺めていてもあきません。花屋の前を通ると沢山の種類の苗がみずみずしく思えます。しかし私はそれらを買い求める勇気がありません。この緑をまたもや茶色にしてしまうかと思うと不憫です。そんな折、結婚して半年も経つのですが、忘れた頃に結婚祝が届きました。なんとそれはお庭用の白い椅子とテーブルだったのです。この白いガーデンテーブルでお茶などできたらさぞ優雅なものでしょう。私はときめきました。そしてさっそくルーフバルコニーに置きビーフシチューとワインの夕食を楽しみました。(下写真)
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しかし我が家はルーフバルコニーが広い(広すぎる)のです。
このような殺風景な場所にぽつんとガーデニングテーブルだけがあるというのは寒々しいものでございます。
ここで私は決心しました。私がつねづね思い描いてきたガーデンを作ろうではないか。
ポトスは枯れたけど、やればできないことはきっとないということを信じて、
優雅なガーデナーを目指して頑張ろうと |
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