あんたはあんた以外の誰とも取り替えられへん

さぁて、今回も聞いてビックリ、眼ぇからウロコのお話や。

前回は「都会人はみんな『清潔気違い』になってしもとる!」いう話した。
あんた方があんまり「『土』が汚い」の「『ウンコ』が汚い」の信じて疑わへんよって河井に『気違い』言われるんや。
あんたは『清潔真理教』の『狂信者』、『不潔』なもん見たらポアしとうなるあんたは「『オウム』と一緒」「『浮浪者狩り』少年と一緒」「『いじめグループ』と一緒」や、よう覚えとき!

第二部は、『小腸』と『腸内細菌』と『ウンコ』の話から『土壌細菌』を通じて『土』と『人間の自然型』を考えていってる。
今回から『小腸』と『抵抗力(免疫力)』の話や。

さて、『小腸』をメインとする『消化管』の入り口は言うまでもなく『口』。
出口は『尻の穴』。
こんなもんはアホでもわかる。

当〜然、『食べもん』と『土壌細菌』は『口』から入る。
もう皆も知ってる通り『口』の中には『ばい菌』がいっぱい!
虫歯菌やら歯槽膿漏菌やらカビやらスピロヘーターやらがウヨウヨしとる。
『カニの甲羅』とか『キノコの成分』とか『人間の身体にない物質』もいっぱい入って来る。
人間の身体の中に『人間の身体にない物質』が入ったらあかんのや。
もしそんなもんが入ったらエラい事になる。
人間の身体にブタの血ぃ輸血したら『拒否反応(アレルギー反応)』で血圧下がって死んでまう。
例え親子でも他人様の内臓移植したら腐って落ちるんや。
みんな机上の臭っさいヒューマニズムに毒された浅知恵で『臓器移植(=脳死)』のこと姦しゅうしてるけど、移植手術した人は死ぬまで高価い『免疫抑制剤』を服用み続けて自分の身体だまして生きていかんとあかんの知っとる?
『移植手術』しても治らんねんで。

知らへんやろ?この前アメリカで子供の時に心臓移植した人が、成人して自分で責任取れるようなったよって自殺を選んだ。
『免疫抑制剤』を買う金が続かへんかったんや。
むこうは医療費は100%自費やからな。自殺の方法?
『免疫抑制剤』やめただけや…。
『免疫抑制剤』ていう医学的恩恵でもって「命を拾うた」人が、高価っかい『免疫抑制剤』が元で、『免疫抑制剤』をやめることで「命を捨てた」んや。
こんなスパイシーな楽しい『医学の恩恵』もなかなかないで。
アメリカだけやないで、日本でも『臓器移植』は人体実験やから全額自費、自殺するヤツが出てくるやろ。

えらい話がそれてしもうた。
とにかく、『あんた』というひとつの生きものが「おぎゃあ」と産まれたその時「『あんた』の身体の中に在ったもの」以外の何ものも、『あんた』が生きてる限り『あんた』の身体の中で共存することは許されへんねん!
『あんた』は『あんた』以外の誰とも取り替えることでけへん、過去から未来、世界にひとつしかないゴッつう尊い存在なんや。
これが『免疫』ていう仕組みの正体や。
「『あんた』以外のもん」を排除するための『免疫』の実力行使の仕組みを『アレルギー』とか『炎症』というて、実力行使とかで傷ついた身体を修理す仕組みを『新陳代謝』という。
そやから『免疫』は『アレルギー』『炎症』『新陳代謝』でワンセットなんや、この『免疫』の勢いを『抵抗力』て言う。

さて、血ぃ分けた親でさえアカンねんから他の生き物のかけらなんかが入って来んのはとんでもない話や。
そやから身体ちゅうのんは頭の先から足の先まで『皮膚』がスキマなく覆っとるし、『口』から『尻の穴』まで『粘膜』が厳重に覆ってガードしてて、絶対血ぃが「『あんた』以外のもん」にタッチさせへんようにしとるんや。
『消化』いう身体の仕組みは、「『あんた』以外のもんをバラバラに細こうに分解して個性をなくしてしもうて、『あんた』と違わんようにすることや。
『あんた』以外の個性があるもんを『吸収』したら『免疫』の仕組みが働いて排除するさかい、『腸』は個性のないもんしか『吸収』せえへんようになっとる。
こう見たら「身体は『清潔気違い』」で「『腸』の性格は『自分の認めるもんしか受け入れへん』あんたにそっくり」や、偏屈やなあ。
狭量やなぁ。勝手やなあ。

だいたい『気違い』いうのんは『一生懸命』『精一杯』ていう意味の言葉や。
『ゆとり』がないんや。
『遊び』がないんや。
『分裂病の人』の心の中は『おびえ』で満ち満ちてていつも『ビクビク』してる。
「自分が弱い」から「外界が恐い」、「自分を護る」ために「他人を攻撃」するんや。
この仕組みは『身体』も『あんた』も同んじや。

けど『あんた』はもっと悪い。
「自分を護る」ため「自分は正しい」と思わんとやってけんのや。
「自分が正しい」から「自分以外は間違えてる」「自分以外は悪」になる。
そやから『悪を殺すが正義』で自分は『正義』。
「不潔なばい菌」「不潔なウンコ」を消滅させるが『正義』。
エゴイストやなぁ。

そやけど『あんた』はその『悪』にどっぷり漬かって『悪』に生かさせてもろとるんやで!
詳しくは次号からをお楽しみに。


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