ぴくし〜のーと あどばんす

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トガ ☆2011.08/28(日)03:14
20XX年×月○日

…なんだろ、これ。ログファイル…?
ま、いっか。掃溜めとしてはいい場所だ。

ボクには、今より前のボクの記憶が無いんだ。
何かの電源を入れたみたいに、気が付いたらここに「居た」。
視覚、聴覚、嗅覚…受け入れる情報全てが新鮮。
―ただ、その感覚とボクの体は、均衡が取れていない。Not Equal。

ボク自身の見てくれからすると、大体の年端は分かる。少なくとも子どもじゃない。
ある程度成長した…14、5歳くらいかな。
これなら、今まで経験してきた事とか、感じたことは
ボク自身の中に蓄積されているはずだ。「オモイデ」とかいうヤツかな?

でも、無い。どうしようもなく無い。「オモイデ」が。
今こうしている事。まさに今から「オモイデ」が蓄積されていく。そんな感じがする。

ボクは”N”って言うんだってさ。
ゲーチスが頻繁にこの言葉を使っていたから、間違い無いと思う。
ゲーチス。この男の名―というより、存在だけは最初から
ボクの中に存在していたような気がする。これが意味するものは何だろう。
―分かる訳無いか。ボクは空っぽ、0だ。

”0(ゼロ)”。ボクは好きだな。
加えたり、減らしたりしたところで、元の数には何ら影響を及ぼさない。
それどころか、乗じれば相手を侵食する、除すれば相手を機能不全に陥れる。
なんて自己中心思想(エゴイズム)。こんなことすら初めて知る情報だ。
―でも、なんで”0”が好きなんだろ?

うん、どうやら完全に空っぽ、という訳では無さそうだ。
正直に言うと、ボクはボクに興味が湧いて仕方がない。
これはボクの畢生の記録にしよう。なんて。

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トガ ☆2011.08/28(日)03:15
20XX年◇月×日

一匹のポケモンがやってきた。
ゾロアって名前らしい。彼自身から聞いたから間違いは無いハズだ。
子狐のような見た目で、まだまだ子どものような印象を受けた。
ボクが手を差し出した刹那―。

痛い。噛まれた。何か驚かすようなことでもしたかな?
そう思いながらボクが見た彼の眼―とても印象深かったな。
視線が合った途端、体中を何かに貫かれたような感覚。
その眼には怨恨、憤怒…息が詰まりそうな、黒い黒いキモチ。

よく見ると、彼の体には多数のキズがあって…。
キズの様子からすると、自然に付いたものではない。
―人工的要因かな。とすれば…。彼の過去が少し見えた気がした。

大丈夫。ボクはキミをどうこうしようとは思っていないよ。
ボクには過去が無い。だから、キミの過去は追及しない。出来ない。
だから、「今」だ。一緒に「今」を作っていこう。

きっと伝わる。なんで断定できるかって?
ポケモンもニンゲンと同じで、未完全な存在だしね。
でも、ポケモンはありのままを素直に授受出来る。
優劣や強弱といった要素に右往左往するニンゲンとは違う。

次第に、彼の眼は穏やかになっていった。
さっき噛まれたところは彼が舐めてくれている。ほら、伝わった。
ボク達は「トモダチ」になった。ポケモン。不思議の塊だね。
この生き物がいる世界は守られなくちゃいけない。何としても。

血は止まった。でも、ボクの指はしばらく彼の遊び道具になってしまった。
―ただの遊び道具にしているようには見えなかったのが、少しだけ引っ掛かった。

今日を記念日にしよう。ボクとゾロアの、トモダチ記念日。

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トガ ☆2011.08/28(日)03:19
20XX年×月!日

ボクは基本的に自分の身の回りの事は自分でやる。
でも、一応世話役のような人が居るんだ。
彼女らは、自身を愛の女神、平和の女神と呼んでいる。
正直、胡散臭くてしょうがないんだ。これは多分、彼女らの名とやっている事に
大きなズレがあるからだと思う。

傷ついたゾロアをボクに持ってきたのは彼女らだ。
そうそう、あの後トモダチが増えたんだ。見た目がまさにアイスクリーム、
双子の歯車。「個」が強すぎて眩暈がしそうだ。いい意味で。
彼らも出会った時はボロボロの状態だった。そして、彼らを持ってきたのは彼女達。
―黒いな。凄く「黒い」。ただ、傷ついたポケモンをボクの元へ運ぶのは
彼女達の意思ではないみたいだ。第三者が居る。誰だろう。

それより少し困ったことがあるんだ。彼女達について。

愛の女神。大きい。胸が。そこまで肥大化する理由に対する解が導き出せる式…ボクには分からない。
ボクの視線は常に東奔西走。あるいは、不自然な位置にかっちり固定。

平和の女神。服のサイズが常におかしい。
たぶんあれはギリギリか小さいか、そのくらいだと思う。
そのせいで体の線が、かなり浮き彫りになっている。ボクの視線は…まぁ良いか。

この間、彼女達を同時に見たギアルのギア回転数が異常上昇して分離しちゃたんだ。
―ギアに性別の概念…?まさかね。あぁ、ギアルは双子のギアポケモンのこと。
分離した勢いで、ギアの片方がボク目掛けて吹っ飛んできたから、少し驚いた。
ギアの噛み合わせ部分が熱で溶けちゃって、手当てが大変だったよ。

でも、あの勢いは技として使えそうだったな…。「金属の爆発(メタルバースト)」なんて。
闘いは本望じゃないけど、使えるようにはしてあげようかな。

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トガ ☆2011.08/31(水)23:37
20!?年×月○日

今日はカラクサタウンへ行ってきたよ。
「ゲーチス様がスピーチを行います。よろしければ…。」プラズマ団員の誘いだった。
そういえば「外」の世界はどうなっているか、ボクはまだ実際に見た事が無かった。
流石にボクやトモダチも、閉鎖空間の中に居っ放しだと息苦しい。好奇心相手の八百長試合も悪く無いと思った。

―驚いたよ。いや、素直に驚いた。
ボクは空の広さなんて計算式で容易く解が得られると思ってた。
少なくとも、ボクの部屋の「空」の広さはその程度のものだ。

でも、「外」の空は違った。広かった。そして大きかった。
ボクが適用しようとした計算式も、圧倒的な存在感ではじかれたような気がした。
あれは仮に解が得られても、それは「無限大」になるだろうな。
正解であり不正解、不思議な力を感じる解。ボクは好きだな。

その空の下に、ゲーチスのスピーチが響きはじめた。
正直、くだらなかった。ポケモンを解放すべき…で、発言者の傍にはしっかりポケモン、と。
ここまで魂胆が透けて見えると微笑ましくなってきたよ。

ゲーチスの…いや、アレのスピーチは雑巾論だ。
自分が汚くなればなるほど、周りを綺麗にしていく雑巾。アレの言葉も同じだよ。

ニンゲンの身勝手でポケモンは力を発揮できていない。
我々自らポケモンを手放すことで、彼らの真の力を解放すべきだ。

これだけ綺麗な言葉が出てくるんだ。さぞ本質は汚れきっているんだろうね。
「キレイゴト」か。巧い言葉だと思うよ。一体誰がこの言葉を生みだしたんだろう。

そうそう、スピーチが終わった後、もう一つ驚いたことがあったんだ。
二人の少年…片方はチェレンで、もう片方は…よく覚えていない。
チェレンは「目的はチャンピォン」だとか言っていたけど、彼のポケモンからも
僅かながらゾロア達と出会った時のような「黒い」感情を感じた。
多分だけど、彼は「理想」のスケープゴートになっていると思う。
ゲーチスとよく似ている。いずれ、堕ちていく様が少しだけ見えた気がした。

もう片方。これがとても不思議だったんだ。
もう片方の彼のポケモンは、チェレンのポケモンとはかなり様子が違っていた。
あの「黒い」感情は感じられなかった。寧ろそれとは逆の…何と言うか…。
とにかく、ボクの中ではかなり気になる存在になったよ。

またどこかで逢ったりするんだろうか。その時は…。

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トガ ★2011.09/10(土)02:02
20XX年?月○日

―やっぱり、違うな。
この間見た「外」の空と、ボクの部屋の空。
壁の大部分を、空が支配している。透き通るような青と、雲の白。
構成要素こそ同じだけど、これは二次元の空だ。

平面世界に創られた、有限空間。
あの時、「外」に出ていなかったら、ボクはこの有限空間を真実と
思い込んだままだったのかな。…冗談じゃない。

確かに物事の解は論理的に導き出されるべきだよ。でも、そればかりだと息苦しい。
現にボクの部屋の空からは、その色彩とは裏腹にひどい圧迫感を感じる。
それを緩和するために、「無限大」という曖昧な要素があると思うんだ。
これらが良いバランスで混在する世界。完成すれば、ボクと、トモダチ達。
その関係はより完璧なものになるはずだ。

…でも、アレは何だったんだろう?
ちょうどこの事を考えていた時に、ふとあるモノが目に止まったんだ。
電車のおもちゃ。よく子どもが遊ぶ、レールを組み合わせて、電車を走らせる。
なぜボクの部屋にそれがあるのか、それは良くわからないんだけど。

走っている電車をトモダチ、つまりポケモンだね。そしてレールを一つの世界にダブらせてみたんだ。
こんな風に、ポケモンが自由に走り回れる世界。ゲーチスが言ったように、解放が実現されれば、
それも可能か…?いや、違うね。アレが唱える理想の解は、ポケモンの蹂躙だ。
本当の意味で、ポケモンが自由になることは無い。じゃあ、今電車が走っているレールは…。

ここ。ボクの意識が、一瞬旅に出たんだ。意識が旅から戻ってきたとき、
ボクの周りには困惑した表情のトモダチと、愛の女神。
眠っていた?でもそういう感覚では無かったんだ。何かが爆ぜた―表現するならそうなるかな。
ボクが起き上がると、皆の表情に安堵が戻った。愛の女神を除いて。

彼女は去り際にこう言ったんだ。「N、あれはあのようにして使うものではありません」って。
一瞬何の事かなと思ったけど、部屋の一角を見てすぐに解が出たよ。
ボクの部屋も普通では無いんだけど、バスケットゴールにあの電車のおもちゃとレールが
突き刺さった光景は、異様過ぎて逆に滑稽だったよ。
あれをボクが?冷静に考えようとしたけど、その光景のせいで思い出し笑いが出るようになった。

そういえば。久しぶりに、笑った気がする。

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トガ ☆2011.09/11(日)19:58
20YZ年×月!日

また「外」に行ってきたんだ。今回はボク自身の意思で。

ヒウンシティ―想像以上の町だったよ。
建物がニンゲンを威圧するように群を成してそびえ立つ様は、正直圧巻だった。
あと、ニンゲンの多さもね。この世界には、ああも多くの個体が存在している。
それだけ、この町が魅力的なのかな。でもそれは、町がニンゲンを支配しているって
言い換えることも出来る。それは幸せか?…やめよう、ボクはフィロソファーじゃない。

一通り町を見て廻っていた途中、プラズマ団員が居るのを見つけたんだ。
ここで何を…?そう思った直後に―。
また”彼”に遭えた。カラクサタウンで遭った、不思議な少年。
手合わせでも…と思ったけど、少し様子が変だったんだ。
飄々とした男と一緒に、誰かを追いかけているみたいだった。
ポケモン解放運動か?精が出るのは良いことだね。もう少しやり方を変えた方が良いとは思うけど。

最後に海を見て帰ろうと思って港に行くと、二人の少女が居た。
片方の少女はひどく落ち込んでいる様子だったな。
そう思った瞬間、シナプスが強烈に結合を始めた。さっきのプラズマ団員と彼ら。で、この少女。
事の顛末が大体分かった。でも彼女も少し不思議だったんだ。

恐らくは彼女のポケモンは、プラズマ団によって奪われたんだと思う。
それで落ち込んでいる。これだけなら至極普通のことなんだけど、どうもそれだけでは無かったんだ。
自分ではどうすることも出来ない「何か」の存在を知ってしまった。それが表情に表れているみたいだった。
となると、彼女もまたスケープゴートか。でも、チェレンと比べれば幾分…。

自分が知らない事を知ろうとするのは良いことだ。それはこの世界を知ることにも繋がる。
ただ、世界には知らなくても良い、知らない方が良い事も存在する。
学習欲とこれらの事象の関係は、トレードオフなんだ。
知識は増えないけど、知らなくて良いことは知らずに居る。知識が増える代わりに、知らなくて良いことまで
知ってしまう。

でも結局のところ、それを「何時知ってしまうか」なんだろうけどね。
早く知れば知るほど、絶望が訪れる時期も早い。ただ、早ければそこからの持ち直しも十分可能だ。
でもそれを妨害する事象。それが「理想」だと思うんだ。だから、彼女はチェレンに比べれば、幾分
救い様があるはずだ。

そんなことを考えていたら、太陽はもう一日の帰路に着いていた。
頭の使いすぎも考えものだね。今日は良く眠れそうだ。

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トガ ☆2011.10/22(土)01:37
20BD年?月@日

ボク達が普段、身の周りに溢れかえっている情報を上手く処理できるのは何故か。
答えの一つは「視覚」だと思うんだ。風景を見る、文字を読む、動く物体を追う。
それらを眼球というたった2つの素子で全て処理出来る。なかなか怖い話だね。
でも、同時にありがたくもある話。おかげで今、こうやって心を充実させる事が出来る。

ボクの部屋にある、幾つかのタペストリ。
特にすることが無い時、ボクはいつもこれを眺めているんだ。
お気に入りは、白と黒の正方形が隙間無く、乱れなく並んで形成されるモザイク。
これが見ているとひどく落ち着くんだ。

白と黒。この2色は色んな関係を表現できるような気がするんだ。
明暗、強弱、優劣、真偽。それがタペストリという限定的な空間に完璧に再現されている。
…あんまり正確すぎると残酷にすら思えてくるけれどね。

あぁ、そうだ。このモザイクの上でバトルするゲームがあるらしいよ。
兵、騎士、僧正、戦車、そして女王様と王様が一つの軍となって闘うんだって。
一度倒されると、そのゲーム中は復活が出来ないんだって。
似たようなゲームがもう一つあって、こっちは倒した相手を自軍の戦力に出来るみたい。
ボクは前者の方が好きだな。Dead or Alive。それを忠実に再現していると思う。

トモダチも、よくタペストリを眺めているよ。
彼らが眺めているのは単一色のタペストリ。ちょっと色が言葉で言い表し難いんだ。
ブラッディマリーが時間が経って悪くなっちゃった色…かな?ほら、表し難い。
ボクには正直、あの画の良さが分からない。だから直接トモダチに聞いてみたんだ。

”ニオイだゾ。”

―だって。なかなかセンスがある答えだよね。
何故って、もうこれ以上掘り下げることが出来ないから。
この世界に存在する数式とかも、以外と表現したいことはシンプルなのかもしれない。
それを難しく表現したものが数式だったりするのかな。
そうなると…数学者ってやっぱり変わり者だね。

そんな中、またプラズマ団員から誘いがあった。
今度はライモンシティで例の活動をやるらしい。それと、あの少年もそちらに向かっているみたいだ。
ライモン…アレがあるじゃないか。行ってみようかな。それに…そろそろボクの事も彼に話しておかないとね。

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トガ ☆2011.10/29(土)01:59
20ME年!月?日

「完璧」って存在すると思う?
しばしばボクらの周りでも聴く言葉だけど、あれは全て不完全なものだと思う。
仮にボクらが完璧だったら、そもそもトモダチを傷つけたりはしない。
不完全だから、ゲーチスのような存在が生まれる。ボクはトモダチのために、動く。

…でも、これは例外かな。
ゴンドラ一つにしても、この上無い曲線美。
それらが群を成して一つの大きな円を描く。
どの軸を基準として見ても、シンメトリーが崩れる事は無い。
これだけは「完璧」の表現以外、しっくり来ないよ。

他の団員は例のポケモン解放運動に勤しんでいる。ご苦労な事だね。
ボクはこれを見ることが出来ればそれで良かった。少し気になったのは、あの山男かな。
オオゥという奇声を発しながら、ボクをゴンドラに幽閉しようとしたあの男。
これまでに無い危険を感じたボクは、「ゾロアーク はかいこうせん」で何とか生き延びることが出来たんだ。
そうそう、ボクのトモダチ、進化したんだ。でもこれで終わりじゃない。ボクらはまだまだ強くなる必要がある。

…それにしてもあの山男…今思い返してみるとアッと言う間の出来事だったけど、何か恐ろしい片鱗を味わった気分だったな。
そうこうしていると…思いがけず、彼がやってきた。
プラズマ団を探しているらしかった。ボクの方から会いに行こうと思ってたんだけと、好都合だったよ。
ボクの真実を打ち明ける場として、あのライモンの観覧車は相応しかった。ありがとう、Mr.Ferris。

ゴンドラが一周する時間は、長かったような、短かったような、曖昧だった。
一つ言える事は、「プラズマ団 N」として、ボクの想いを彼に伝えきったということかな。
伝える間、もう一つ知りたかった事。彼の反応だ。どちらかのスケープゴートになる…と思っていたんだけど。

彼は表情一つ変えなかったよ。それどころか、ボクの真実を受け止めた上で、
彼が持っているであろう目的をただ遂行する。そんな目をしていた。
―成程。もしかしたら、これが「不思議な感じ」の正体なのかもしれない。

理想にも、真実にも傾かない。完全なグレーゾーンに身を置く、か。
ニンゲンとしてとても合理的、かつ人間性が薄いタイプだね。ただ、ボクが望む世界においては、
最も適正のあるタイプでもある。
でもいずれ、どちらかに傾くように出来ているはずなんだ、ニンゲンって。
グレーで居られる期間はごく僅か。その後は理想か真実、どちらかに侵食されていく。
…でも、もし彼が長期的にグレーゾーンの住人で居られるとしたら…?その意味では、ボクと彼は…?
うん、ますます不思議な感じだ。もう少し様子を見てみようかな。

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トガ ☆2012.02/19(日)23:30
20VT年月?日

…何なんだろうね、アレは。
ポケモン図鑑?出会ったポケモンのデータが自動的に記録される?
イッシュ地方全てのポケモンと出会って、図鑑を完成させることが出来れば、
謎に満ちたポケモンの研究が更に進む?

何とも滑稽だね。ポケモンのデータ?何を基準に定めている?
ニンゲンの有限資源で分類出来るような存在じゃないんだよ、トモダチは。
研究が進む?自分達で勝手に決めた「お国ルール」の下で、「ポケモンの謎がまた一つ、判明しました」。
―スゴイね。ここまで間違った概念が暴走してると、逆に見栄えさえしてくるよ。

「ポケモンとどう付き合うべきか それは一人一人が考え、決めればいいんじゃない?」か。
その決定が誤っているのがボクには見えるんだよ、アララギ。

研究者と呼ばれるニンゲンの思考回路は近似している。―いや、偽近似、っていうのかな。
見た目上、似たような事を言っているようだけど、掘り下げるとかなり別の事を言っている。
論文とかいう思考リンクツールのせいだろうね。自分の概念の中に、他の概念を放り込む。
その結果、様々な感情が生まれる。感心、共感、猜疑、反感。

でもそれらの感情は、研究者此処の概念が土台にあった上で発生したものだ。
そして、その土台の概念から誤っている。彼女もツールを使用し過ぎたんだろうな。
書類(ドキュメント)にも依存症の因子が含まれてるのかもしれない。ちょっと興味深いね。
とにかく、あのレベルまで行くと、自力で過ちに気付くことは無い。
これを放置しておくのは…余りに危険すぎる。早く手を討たないとね。

そうだ、彼もアララギと一緒だったんだよ。
ライモンの観覧車ではボクの考えを伝えただけだったから、今度はボクが聴いてみたんだ。
夢を持っているか、って。

―正直、答えを聴いてボクは安心したよ。彼には夢があった。
夢が無いニンゲンにボクが理解出来るとは毛頭思っていない。
場所が場所だからかな。ボクと彼は異なる「極」を持っていて、出遭ったのが必然のような気がする。
…アララギと同じ「極」を持っているのは少し不満だけどね。でも彼女とは反発している状態が
いいんだろう。理解し合えることも、この先無いだろうから。

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トガ ☆2012.03/03(土)22:29
20○!年×月*日

「良いですね、実に素晴らしい。
誰にも屈する事の無いチカラ。あの方はそれを手に入れつつある。
因果は巡る、ということですか。かつてのワタクシでは叶わなかったことがあの方に。
大きすぎるチカラというのも些か問題はありますが、問題は無いでしょう。
ただ残るはあのポケモンの行方。早く見つける必要がありますね。
伝説に語られる、英雄の前にのみその姿を現すというポケモン。
大昔にニンゲンの争いに対し、制裁を下したと言われている。是非とも見てみたいものです。
ルール。全事象に対する制約。それはもうすぐ変わる。あの方によって、変えられる。
楽観的な見方は出来ませんが、悲観的な見方をする必要もありません。
N様。病的なまでに純粋なその存在が、ワタクシ達の究極の切り札なのです。」


今日こんなものを見つけたんだ。どうやらゲーチスも畢生記録を持っているらしい。
それにしても防御(プロテクト)が成ってないね。こんな浅層に保管してあるなら、
どうぞご自由にサルベージして下さいって言ってるようなものだよ。
…あぁ、ゲーチスだから浅層なのか。納得。

伝説に語られるポケモンって、きっとあの事だろうな。
最近下っ端から石を見せられたんだ。確かに普通の石では無いことはボクも感じた。
その石が突然消えた…というより、飛んで行ったらしいんだ。
良くいえばファンタジー、悪く言えばクレイジーな話だけど、ボクも見たんだ。
あれは姿形は間違い無くポケモンだったよ。物凄いチカラを持ったトモダチ。
セッカの方に飛んで行ったらしい。あそこには古い塔があったはず。
早速そこに向かうらしい。上手く行けば会えるかな。

病的に純粋、切り札、か。
言ってくれるね。ボクは誰かの切り札なんかになろうとは思わないし、考えない。
かと言って、純粋とも思わないけどね。完全潔白な存在なんて、そうそう無いよ。
ボクにもボク自身が気が付いていない「埃」がきっとある。それだけは言える。

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トガ ★2012.03/10(土)17:38
20?1年*月◇日

ねぇキミ。
そう、キミだよ。ボクの向こう側に居て、これを見てるキミ。
どうだった?伝説を目の当たりにした気分は。

英雄と呼ばれる者の前にのみ、その姿を現す。
これが何を意味するか。「ボク = 英雄」?「ボク ∽ 英雄」?ちょっと違うね。
リュウラセンの塔の頂のドラゴン。ボクが頂に着いたときには何も居なかった。
でも、階下が騒がしくなるにつれて、周りの空気が徐々に変わっていった。
そして、キミが頂に来る少し前に、ボクの前に姿を見せたんだ。

「ボク = 英雄」の式が成り立っていれば、即座に呼応したはず。
それがどうしてなかなか姿を現さなかったのか?
「キミ = 英雄」。これが成り立つ場合、さっきの理由に筋が通るとボクは思うんだ。
驚かなくても良いよ。キミはチェレンや真実のスケープゴート…ベルだったかな?彼らとは違う。
何色にも染まらないニュートラルな存在。これはなかなか稀有なことだよ。
…それとも、何色にも染まれない、のかな?とにかく、キミは特別な存在なんだ。

実際、キミには感謝しているんだよ。
塔内に居たプラズマ団。目的は一つ、ボクを伝説のポケモンと対峙させ、世界を変えること。
正直、不快でしょうがなかったんだ。ボクが目指す世界とゲーチス…プラズマ団が目指す世界は根本から違う。

[ボクの思考 + {(プラズマ団の思考 * 今の世界のニンゲンのトモダチに対する思考)} + その他不確定要素]

見難くて醜いね。答えが出たところで、それはきっとロクなものでは無い。
だから、キミが団員達を蹴散らしてくれたことについては、有難く感じたよ。
あのドラゴンも、確かに他のトモダチとは一線を画すチカラを持っていることは間違い無い。
でもだからといって特別扱いはしないよ。トモダチはトモダチだから。

可能なら、”ボクの思考 * キミの思考”。この答えを出してみたい。
キミがもし、英雄としての存在価値を満たすなら、もう一体の伝説のポケモンがそれに呼応するはずだ。
その結果どんなことが起こるのか。これはボクにも想像がつかないよ。
数式で導き出せないことが悔しくて嬉しい。意味が良く分からないね。

―なんて。誰にも見られることは無いんだけどね。
でもアレだね、実際突破したつもりでも、イマイチ実感が無いね。そういうものなのかな、この壁は。
積極的にタブーに触れようとするのも問題だけど。

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トガ ☆2012.04/01(日)02:09
2XXX年A月Z日

「―お呼びですか。」

「おお、N様。伝説のポケモンも貴方と共に居る。もうすぐ貴方の理想とする世界が出来ます。
 同時に、ワタクシ達の邪魔立てをする者達との対峙も近い。
 どうですか。よろしければ、ワタクシと一戦交えてみませんか。あの邪魔者如きに
 貴方の手を煩わせることは無いとは思いますが、ただ待っているのも退屈かと―」

(何か考えがあるのか、この狸は。…まぁいいか。面白そうだし。)

「―分かった。」

「ありがとうございます。では早速…」

(ゾロアーク、頼むよ。…いや、戦う必要は無いよ。少し時間稼ぎをして欲しいんだ。
 アレのポケモンと少し話がしてみたい。…そうだね。戦っているようにしてくれれば良いよ。
 …さて、と。)

(―お前が、Nか。)

(…そうだよ。光栄だよ、キミから話しかけてくれるなんて。)

(暇を持て余していたところだ。死人に暇はいくらでもある。
 ミイラを同じ括りとして良いのか否かは別として。)

(キミはポケモンだけどね。―無駄話はこれくらいにして、キミに聞きたいことがあるんだ。
 答えたくなかったら、答えなくて構わない。ボクに少し付き合って欲しいんだ。)

(戦っている最中にお喋りか。面白いな。私の相手も戦おうとしている訳ではなさそうだ。
 お前が何か指示しているのかと思うが。)

(察しがいいね。ボクはトモダチにあれこれ命令する気は無いんだ。アレとは違ってね。)

(アレ?)

(キミを使役しているヤツのことだよ。
 キミは疑問に思わない?見掛け上、ボクの理想とする世界の実現に協力的だけど、
 実際はキミ達を自分の目的のためだけに使役するつもりの欲塊だ。キミたちの意思、思考、個性。
 それらは全て、アレにとってはどうでもいい事だ。それでもアレの下で動くかい?)

(そのつもりは毛頭無い。アレの眼を見れば分かる。お前の言うとおり、私欲に満ちた目をしている。
 実際、隙があれば叩き潰してやろうとも思っている。)

(だったら尚更だ。ボク達と一緒に来てほしい。ボクの考える世界とアレの考える世界にはズレがある。
 キミが抱いているその意思。叩き潰す、か。良いね。キミは”ズレ”に気が付きはじめている。
 ボクが目指す世界でなら、キミたちは誰にも使役されることは無い。キミ自身の意思で動けるんだ。
 悪い話じゃないだろう?)

(ふむ…。一つ、思ったのだが。)

(…?)

(お前とアレは、同じだな。)
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トガ ☆2012.04/29(日)00:10
(ボクがアレと同じ―。面白い事を言うね。どうしてそう思うんだい?)

(直接尋ねた。だから間違いは無い。)

(尋ねたって、誰に?)

(今、私と闘っている…闘っている「フリ」をしている、お前のトモダチに尋ねた。
 トモダチの言ったことだ。お前なら信じるだろう?)

(…?おかしいな。ボクにはそんな会話は聞こえて来なかったけど。)

(それはそうだ。もう一層深いところで尋ねたからな。)

(深い階層…?)

(気付いていないのか。…この機会だ。お前には伝えておこう。
 お前はこうやって我々ポケモンと意思疎通が出来ているが、それを疑問に思ったことは無いか?)

(疑問か…。そうは思わなかったよ。最初はね。
 ただ、外の世界を見ていく内に分かった事は、普通のニンゲンに聞こえないポケモンの声が聞こえる。
 かなり特別で、かつ異常な存在。妙な論理積に含まれているのがボク。今は疑問に思う。少しだけ。)

(そうだ。特別とも、異常とも捉えることができる。
 ニンゲンとポケモンでは、意思伝達に使用する経路(チャネル)が異なる。本来ポケモンの持つチャネルを
 ニンゲンが持つ事などあり得ないはずだった。ニンゲンとポケモンの間で意思伝達を図るとすれば、
 今のように感情、仕草からの推察に留まる。それで十分だ。)

(でも、ボクはそのチャネルを併せ持った。)

(その通り。確率というのは気まぐれが過ぎて困る。)

(オオカミ少年っぽいところがあるからね。そこも含めて興味深いヤツだけど。
 ―ところで、ポケモンのチャネルを持つ事はあり得ないって話だけど。)

(うむ。)

(ボクがポケモンのチャネルを持ち合わせたのは、ボクが「ニンゲン」では無いから、って可能性もあるよね。)

(自分自身がニンゲンでは無いと思っているのか?)

(さぁ…。ゴメン、話が逸れたね。続けてよ。)

(…では続けよう。先ほど話したように、ポケモンの持つチャネルをニンゲンが持つ事などあり得ない。
 しかし、現にお前のような存在が現れた。我々はどうするか?
 これもまた確率の気まぐれなのだろうな。我々はもう一つ、チャネルを授かった。)

(それが、もう一層深いところ、ってヤツかい?)

(そう、ポケモン同士でのみ用いる、専用の意思伝達経路。お前と会話しつつ、お前のトモダチとも
 会話している訳だ。バイリンガルミイラ。洒落てるだろう?)

(少し違う気もするけど…まぁまぁ洒落てると思うよ。でも、何故わざわざ2種類のチャネルを?)
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トガ ☆2012.06/10(日)01:15
(自己を守るため、だ。)

(守る?キミは十分な力を持ってると思うけど。)

(そうではない。「我々が我々であるという意思」を守るためだ。)

(あぁ、自我の保持ってヤツだね。でも…それを深層チャネルを使ってやる意味は何だい?
 ニンゲン擁護では無いけど、キミ達の意思を不完全ながら捉えることは可能だと思うんだけど。)

(それが不都合なのだよ。)

(?)

(確かに我々が喜怒哀楽を感情や行動に出せば、密な意思疎通が可能だ。
 ただ、それによってニンゲン側にある意識が必然的に生じる。
 厄介な事に、発生の自覚症状は殆ど無い。だから気付いた頃には既に侵食が深部まで進んでいる。
 最も、最後まで無自覚のままというケースが多い訳だが。)

(幸せな意識侵食か。悪趣味だね。)

(そうなると、お前も悪趣味となるな。)

(―どういうことだい?)

(ニンゲン側に必然的に生じる意識。「主従」の概念だ。
 我々同士を闘わせるために必要なもの。ニンゲンの間では「信頼」とか言われるものか?
 ニンゲンが命令を下し、それに我々が従い、優れた成果を収める。一見美しいな。

 しかし、だ。我々が喜怒哀楽を感情や行動に出し過ぎた場合、少なからずニンゲンは、
 自分が「主(Master)」であるという意識に侵食される。主(Master)にとってのポケモン、
 我々は何か?「従(Slave)」だ。従(Slave)の意思は、主(Master)の意思を超えられるか?難しいだろうな。
 ゲーチスが良い例だ。アレは主(Master)の侵食が進行し過ぎてかなり「キている」。

 だから我々は、我々だけが意思疎通を図れるチャネルで、我々の主(Master)としての
 意思を守ろう、という結論に至った。)

(つまり、主(Master)という意識に支配されているボクは悪趣味、ってことか。
 面白い話だけど…ボクはそんなツマラナイものには支配されたりはしないよ。)

(発言主がお前のトモダチでも、か?)

(ゾロアークが?)

(聞けば元々ニンゲンに虐げられて、お前の元へやって来たそうではないか。
 その時と比べると今は大分お前は信用に足るが、どうしてもお前に対する
 黒いキモチが完全には消えないそうだ。)

(…)

(どうした、衝撃が刺激的過ぎたか?)

(そうだね。今までにないくらい気分が良いよ。)

(ほぉ…?)

(キミ達の主(Master)の意思を守る。素晴らしいね。
 でも、それを深層でやる必要は無いよ。ひどく勿体無い。
 寧ろ表層に前面的に押し出して行けば良い。化石化させるには惜しい概念だよ。)

(ニンゲンの主(Master)の侵食はどうする?表層に出したところで、ソレの進行は止められまい。)

(倒せば良い。簡単な式だよ。キミ達がニンゲンを倒してはいけないって決まりは無いしね。
 キミ達にも反逆する権利は与えられているハズ。)

(ほぉ…では私や私達にはお前を捻り潰す権利があり、それを行使しても構わない、と?)

(そうだよ。躊躇う必要なんか無い。)

(お前はそれで良いのか?お前が言うところの「トモダチ」に倒される。少なくともプラスの感情は生じまい?)

(構わないよ。

 ボクは空っぽだ。ボクが「ボク」という存在を認識し始めた頃から、常に付き纏って来る感覚。
 どう足掻いても逃げられないって思ってたんだ。でも、トモダチと出会ってからは違った。
 何かでボクの中が満たされていく。そしてトモダチと色んな所に行ったり、遊んだりしていく中で、
 空っぽの感覚は何処かに消えていた。

 ボクがキミ達に倒されたとしても、それはキミ達の主(Master)としての意思がそうさせる事だ。
 その事実も、きっとボクを満たしてくれる。そういう意味ではプラスの感情が生じたって言えるかもね。)

(成程な。)

(それに、今の世界ほど不味い合体酒は無いだろうしね。)

(この世界が合体酒【カクテル】、とは?)

(基酒にジュースとかを加えたもの―って、概要はキミなら分かるか。
 あれは混在している要素が少ないから美味しくできるんだ。確約は無いけどね。
 でも、この世界には、混在要素が多すぎる。これじゃあプラズ不味くなるのが必然だよ。
 キミだって、不味い合体酒に溺れて悪酔いしたくはないだろう?)

(ふむ…だが私はそこまで味に拘りは持たない。摂取できれば良いタイプでな。)

(そうなのかい?)

(乾き者(ミイラ)とはそういうものだ。乾燥肌すら通り越した肌に水分は神の恵みだ。)

(…フフ、そっか。)

(さて、少しお喋りが過ぎたようだ。)

(そうだね。でもやっぱりキミは凄いね。久しぶりに楽しい気分になれたよ。)

(奇遇だな、私もだ。お前の目指す世界とやらに興味が湧いてきた。)

(じゃあ…。)

(うむ。ここはひとまず私がやられたように見せよう。)

(分かった。ゾロアーク、ひとまずトドメだ。でも、ミネウチ程度で良いよ。
 …何か話してたのか、って?そうだね…今度時間があるときに教えてあげるよ。)

(ちょっと待て。)

(?)

(可能なら、あくタイプ以外の技で頼めるか。こう見えて私はデリケートミイラだ。)

(肩書きが多いんだね、キミは。分かったよ。―良し、ゾロアーク、行けッ!)
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トガ ★2012.06/11(月)23:49
「流石はN様。相変わらずお強い。」

「―ありがとうございます。」

「では、これはどうですかな?」

(サザンドラ…仲間に出来れば心強いな。良し―。
 やぁ、初めまして。)

(…。)

(…?あぁ、いきなり話しかけたりしてゴメンね。驚かせちゃったかな?)

(…ガ…)

(これは…何か様子がおかしい…?)

(気を付けろ。)

(キミは…話をしても大丈夫なのかい?)

(お前のトモダチの加減のお陰でな。それでもなかなか強烈だったが。)

(あぁ、ゴメンね。ほんの少し、アツくなっちゃって。ところで、気を付けろって?)

(残念だが、アイツはもう手遅れだ。お前の呼びかけを認識することは不可能だろう。)

(不可能?まだボクから話しかけたばかりだよ。ただ緊張しているだけかもしr)

(フハハハッ!!)

(これは…狂気?いや、殺気か…?)

(破壊!破壊ダ!有象無象!全テヲ!)

(これは…認識どころの話じゃ無さそうだ。)

(どうだ、「お話」出来そうな状態か?)

(いや…キミの言う通り、ちょっと無理そうだ。それにしても、あれは一体…。
 あれは意識的に成れるものじゃないよね。何か知ってるのかい?)

(おっと、質問攻めは勘弁願いたいな。
 お前なら解を導き出せるハズだ。「論理」というシロモノでな。)

(良いアドバイスありがとう。
 ―そもそもあのサザンドラは何処から…?ジヘッドならアレの傍に居たのは
 何回か見たけど…ジヘッド?)

「N様、いかがなさいましたか?攻撃の手が緩んでいるようですが?」

「…一つ、お伺いしたいことがあるのですが。
 このサザンドラは、以前お傍に居たジヘッドが…?」

「そうです。進化したものです。」

「しかしドラゴンは個体上、成長に時間を要するのでは…?」

「そう、ワタクシも突然の事で驚いているのです。
 これより少し前の事ですが、突如ジヘッドの進化が始まったのです。
 原因は分かりませんが、N様が理想世界を実現させる手前に来て、
 そのチカラに感化されたのかもしれません。」

「…そうですか。」

(チカラに感化、だって…?)

(マッギョより薄っぺらい言葉だな。)

(キミ…思ったより元気だね。あくタイプの技でも良かったんじゃない?)

(ミイラを弄ると祟られるぞ。
 ―ところで、どうだ、解に辿り付けそうか?)

(あの戯言はさておいて…。
 進化したことで全体的な能力の向上は見て取れる。ただ…それを制御出来ていない。
 パワー、スピードは申し分無いけれどね。)

(ふむ。)

(あとは理性の崩壊だ。進化したことによる戸惑いとかは分かるんだけど、
 あそこまで極端に変化するのは、あの要因くらいしか原因が思いつかないよ。
 進化したことによる狂喜状態の可能性もあるけど、アレは違うだろうな。)

(それで、「あの要因」とは?)

(Mandatory Evolution(強制進化)。
 ニンゲン。ポケモン。生命体における禁忌。これを用いれば、前例の無い速さでの進化、
 理性の崩壊。全部説明が付くんだ。

 それにボクには聴こえる。
 あの狂気の隅っこの方から漏れ出てくる、助けを求める声が。)

(成程。それで、お前はどうするんだ?)

(―だ。)

(?)

(正直、もう限界なんだ。アレはこの世界に放置しておくべきものじゃ無い。
 偽り事を盾にキミ達を陥れようとしている因子は、排除しないとね。)

(そうか。私はお前を止めない。お前の意思を尊重しよう。)

(ありがとう。
 サザンドラ、今、助けてあげるよ。大丈夫。邪魔な因子を片付けたら、また会えるよ、きっと。)
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トガ ☆2012.06/16(土)20:09
(ゾロアーク、「救済」だ。
 ―救済って何か、って?そうだね…今の状況を分析してごらんよ。
 正気を失ったサザンドラ。オハナシで事を解決するのは不可能。放置すればキミが危ない。さぁ、どうする?
 ―そう、それで良いんだよ。久々にキミの本気を出すといい。少しツライ想いをさせることは謝るよ。ゴメンね。
 ただ、キミばかりを傷つけたりはしない。ボクも「救済」すべき相手が居るからね。)

「おぉ…素晴らしい!
 あのサザンドラが手も足も出ない程の猛攻!流石はN様のポケモンですね。」

「ありがとうございます。ところで―」

「何でしょう?」

「そろそろ本性を現してはいかがかと。」

「本性?本性も何も…ワタクシはワタクシです。N様の助力となるべく―」

「隠蔽には完全性が求められます。貴方が被っている化けの皮は粗悪すぎる。
 何であれば、ゾロアークに化けさせますよ。良質の皮に。幾分はマシになるかと思いますが。」

「…N様、お疲れですか?仰られている事が良く分かりませんが…。」

「失礼しました。では、単刀直入に申し上げます。
 貴方は邪魔なんだ。ボクが望むポケモンの未来。それを著しく妨害している。
 ポケモンの解放?素晴らしい虚言だね。大方”自分だけがポケモンを使役すればいい”とかいう
 ふざけた概念に回帰するんだろう。小者の考え、って観点からすれば妥当だけどね。」

「…ほぉ、人形の割には察しが良いな。

 否定はしない。ポケモンを使役するのはワタクシだけで十分です。
 多数のニンゲンがポケモンと関わるから、この世界ではいざこざが絶えない。
 それをワタクシが一元管理することで、それを払拭しようとしているのです。感謝して頂きたいですね。

 そのために、ここまで準備を進めてきたのです。長い時間を掛けて。
 一番苦労したのは伝説に語られるポケモンですよ。そう、お前がリュウラセンの塔で出遭ったアレです。
 流石にワタクシの力だけでは、アレを使役することは難しい。
 制御装置が必要だったのですよ。伝説のポケモンを意のままに使役する装置が。」

「それが、ボクだと?」

「そうです。なかなか”調整”には苦労しましたよ。
 ニンゲンとポケモンを切り離すという意思に共鳴(シンクロ)するよう、傷ついたポケモンの投与。
 世俗と関連(リレーション)を持たぬような環境の整備。あの部屋の居心地、良いものでしょう?
 結果、お前は伝説に認められた。お前さえ手中にあれば、ワタクシは伝説のポケモンすらも
 使役できることになる。制御装置としては見事な完成品となった訳です。」

(―そうか。あの空っぽの感覚は…。でも、今はもう違う。ボクにはトモダチがいる。)

「分かりましたか?お前はワタクシの制御装置―傀儡でしかないのです。
 さぁ、お遊びはこの辺りにしておきましょう。お前には、まだまだやってもらうことが山ほどある。」

(ボクはボクの意思に従う。貴方の制御化に置かれる筋合いは皆無だ。)

「―断る。」

「おやおや、困ったものですね。主の命令に背くとは。どうしても、というならば…」

(それに、話をしても時間の無駄だね。いや、話をする程の価値も無い。それなら…)

「(直接その身に味遭わせてやる)」!
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トガ ☆2012.06/17(日)01:07
どうだった?
最近はポケモンの残像思念を具現化する技術があるらしいね。
それを応用してみたんだ。記録映像(ムーヴィー)ってヤツだね。

それにしても、ニンゲンって脆いんだね。
どれだけ時間を掛けてこの城を建てて、プラズマ団を設立して団員を集め、
カイホウ運動をやってきても、一瞬で散ったゲーチス。

気の毒な気持ち?呆れるほどに無いね。悪は滅ぶ定めにある、って言葉を聞いたことがあるけど、
いずれ滅ぶなら早めに消すことに越した事は無い。
それに、知らずに滅び行くのもそれはそれで幸せなんだろうし。

そうそう、ボク、「赤」を見たんだ。
普通の赤じゃないよ。多分、ボクが知っている赤の中で最も奇麗な赤だった。
やっぱり、ニンゲンっていう生命体を構成する要素だからなのかな?それそのものが一つの生き物みたいだったよ。
呼ぶとすれば…”バイタル・レッド”かな。およそ人工的に作り出す事なんて不可能な、Vividな赤。

でも、バイタル・レッドが綺麗なのは一瞬だったんだ。
空気に触れた瞬間、急速に鮮やかさを失って…最後には、あの色になった。
ブラッディマリーが時間が経って悪くなった色。

確認のためにゾロアークに聞いてみたら、あの部屋にあったタペストリと同じニオイがするんだって。
あれも誰かのバイタル・レッドか。それをインテリアとして組み込む。
飛び抜けたセンスの持ち主か、あるいは…。

後は、バイタル・レッドの出現元がゲーチスなのは、少し納得行かないけどね。
美が美を生みだす。良くあるよね。美が汚を生みだす。美の裏側にはよく潜んでいるもの。
汚が美を生みだす。ボクは、こればかりは無いと思ってたんだけど。
解をこの目で見た以上、認めるしかないか。

いずれにしても、邪魔な要素はこれで無くなった。
これで…彼と思いっきり闘える。誰にも邪魔されず、ただ純粋に力をぶつけ合える。

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トガ ☆2012.06/17(日)02:23
2XXX年Z月A日

何だか階下が騒がしい。
どうやら各地のジムリーダー達が押し掛けて来ているみたいだ。

そんな事はどうでもいい。と、言いたいところだけど、きっと彼も来ているハズだ。
いや、あと数分後にはボク達は対峙している。そんな気がするな。

―さて、そろそろ行かなくちゃ。
ボクは必ず勝つ。ボクのために、トモダチのために。

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「―これで終わりか。」

「ふえぇ、何かすごかったねぇ。」

「天才の頭の中を垣間見た、って感じね。参考になったわ。
 それにしてもチェレン、よくこのログファイルを見つけられたわね?」

「何かNの手掛かりになるものは無いかと思ってたら、これを見つけたんです。
 アララギ博士の研究の足しになるんじゃないかと思って。」

「あら、嬉しい事言ってくれるわね。アリガト。」

「でも…ファイルの中身を全て見る事が出来たのは、キミのオカゲだね。」

「最初は見れなかったの?」

「私たち、最初はチェレンのPCで見てたんです。でも、突然画面が乱れて…
 その後は画面が真っ黒になっちゃって、動かなくなって…。」

「ブラックアウト?ウィルスか何かかしら…。バックアップはどうしてるの?」

「今リカバリー中で…しばらくは使えない状態ですね。メンドーです。」

「なるほどね…ってちょっと!それじゃ私のPCが危ないじゃないの!」

「研究所のPCなら一般家庭のPCよりはプロテクトは強固なハズですよね?それに…」

「今はちゃんと見れてるね。さっきみたいに画面が乱れたりもしてないし…。」

「…そういえばそうね。これはキミが見れるようにしたの?」

「曰く、このファイルが置かれていたディレクトリの周囲にはIASが張り巡らされていたみたいです。」

「IAS?初耳ね。」

「侵入者攻撃システム、ですかね。侵入対象を全て異物と認識して攻撃する防衛機能。」

「じゃあ、チェレンのPCはそれに攻撃されちゃった…?」

「多分、だけどね。」

「ちょっと待って。侵入に対して検知、防御するシステムなら私も知ってるけど…
 攻撃するなんて技術は無いハズよ?」

「はい、僕もそれは知っています。考えられるとすれば、NがIASを生み出したってことです。」

「無いハズの技術を使って新しいものを生み出すって…チェレンにしては現実離れした見解ね。」

「僕じゃありませんよ、博士。曰く、と付け加えておきましたよね?」

「ということは…キミの考えね。興味深いけど、研究仲間には笑われちゃいそうよ。」

「でもでも、その…あいえーえす?を突破したからこれが見れたんだよね。
 やっぱりキミってすごいなぁ!ね、チェレンもそう思うでしょ?」

「悔しいけど、その通りだよ。寧ろキミの頭の中を覗いてみたいよ。」
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トガ ☆2012.06/17(日)03:21
「あ、ねぇねぇ、アレはどうなってるのかな?」

「そういえばそうだね。キミ、ちょっと確認してみてくれないか?」

「…う〜ん、やっぱり同じだねぇ…」

「となると、機種依存によるものでは無いってことか…。」

「どうかしたの?」

「あ、博士。実は一部表示がおかしくなっている部分があるんです。
 まだ僕とこのPCでしか確認は出来ていないんですが、機種依存による文字化けでは無いみたいで…」

「へぇ、ちょっと見せてくれる?…あら、これ、古代イッシュ文字じゃない。
 しかも初期の頃のものね。良いものが見れたわ。」

「言語の原語(プロトタイプ)ですか。ややこしいですね。」

「博士、古代イッシュ文字って…?」

「ずーっと昔、今のイッシュ地方を作り上げた人達が使っていたとされる文字よ。
 研究が進んで、古代イッシュ文字の意味も大分分かってきたけど、まだまだ未解決な部分が多いの。
 それ以前に、解析がヒトの手で行われてるから推測も介入していて、正しい意味かどうかは分からないんだけどね。」

「じゃあ、博士はこれが何て書いてあるかって…」

「うーん、どうかしら。資料は持ってるけど、原語だから正しいかどうかは判断出来ないわね。
 どうする?止めるって言っても、私はやるけどね。研究者の血が騒ぐわッ!」

「博士…」

「えへへ、博士らしいねぇ。」

「えーっと、じゃあいくわよ。…ん〜やっぱり殆どの字が読めないわね…。読める所だけ読むわね。
 …ラル・ハルモニ…グ…ス」

「ハルモニ…ハルモニアのことでしょうか?」

「恐らくそうでしょうね。」

「チェレン、ハルモニアって何?」

「イッシュ地方が作られる時代に、大きな力を持っていたとされる一族の名前だよ。
 特に大きな力を持った者は当時のポケモンと意思疎通が可能で、そいつを王として崇めていたらしい。」

「じゃあ、Nはその一族…?」

「まさか。仮にその遺伝子が今の時代に継承されていたとしても、長い年月が経ってるし、
 そこまで色濃くハルモニアの力を残せているとも考えにくい。
 …ただ、これを見た以上、完全否定も出来ないけどね。カラクサタウンで会った時、
 それらしい事を言っていたし…当時は虚言だって思ってたけど。」

「私も電気石の洞穴で出遭っただけだから、何とも言えないわね。」

「そっかぁ…。あ、そうだ!ねぇねぇ、チェレンにキミ!」

「では博士、僕らはそろそろ失礼します。」

「ちょっとぉ!聞いてってば!何度も何なのよぉもぉ!?」

「一応聞いておくよ。何?」

「お返事書こうよ。私たちのこと、書いてくれてたし。」

「…あのね、ベル。Nは今や追われている身になってるんだよ?
 さっきも国際警察の人が来てNやプラズマ団について聞いてきたじゃないか。」

「あ、え〜っと…ぶ、ブサイクさん、だっけ…?」

「ハ ン サ ム さん。「サ」しか合ってないじゃないか。」

「でも「サ」の場所が違うわね。」

「…」

「どうしたのチェレン?」

「いや、博士もツッコまれるんだなぁと。」

「あら、間違いや疑問点に食い付くのは研究者の特性よッ。」

「はぁ、そうですか…。」

「でも…私のこと心配してくれてたみたいだし、それに…。」

「それに?」

「彼、ずっとIFの世界で生きてきたんじゃないかな。
 こうなればいいな、こうしたいなって想いをずーっとIFの中に包括して…。
 結果、キミに負けたことでその世界からは解放されたんだろうけど、今までの
 IFを全否定されてたら、きっとツライだろうな、って…。」

「…」
「…」

「…ふぇ?あれ?わたし、何か変な事言ったかなぁ?」

「天然って…わけがわからないですよ、博士。」

「まぁ、そこも含めてベルらしいじゃないの。
 私は良いと思うわよ、お返事。彼が見るかどうかは分からないけどね。」

「博士…ありがとうございます!ほら、チェレン!」

「メンドーだな…でもまぁ、こういうのも良いか。」
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トガ ★2012.06/17(日)04:24
>真実のスケープゴートより
えっと、あんまりお話した事は無かったけど、心配してくれてありがとう!
何か、追われている身になっちゃってるみたいだけど、悪い事はしてないんだよね?
私は信じてる。今度会ったら色々お話しようね。

>理想のスケープゴートより
君のせいで理想のスケープゴートに成り損ねることが出来たよ。
次はちゃんとした形で君とバトルがしたい。勿論、勝つのは僕だけどね。

「あれ?キミは書かないの?…また近いうちに会える気がする?」

「ハハ、キミらしいね。僕はキミのそういうところが気に入ってる。
 じゃあ、送信するよ?ベル、良い?」

「うん!」

「よし、送信!」

―さて、そろそろ行かなくちゃ。
ボクは必ず勝つ。ボクのために、トモダチのために。

TrackBack:(0) Comment:(1) 12:15:19

「これで良しっと。」

「見てくれるといいなぁ。」

「そうね。ささ、今日はこの辺でお終いにしましょう。」

「博士、何か用事ですか?」

「研究者の集まりがあってね。お昼を食べたら出発しなくちゃいけないの。」

「そうですか。では博士、僕達はこれで失礼します。」

「ありがとうございましたぁ〜。」



「さて…これからどうしようか。」

「チェレンも何処かに出かけるんじゃないの?さっき部屋に行ったとき、荷物がまとめてあったけど…。」

「あぁ、見られてたのか。…実はポケモンリーグから手紙が来ていてね。ジムリーダーをやってみないか、って。」

「えぇ!?すごぉい!どこのジムなの?」

「正確な場所はまだ分からないんだけど、ホドモエの南西の方にある町みたいだね。
 それまでに、旅がてらバトルの腕を磨いておかないとね。ベルはどうするの?」

「わたしはねぇ、博士の研究のお手伝いをしようって思ってるの。
 今回の旅で、ポケモンの事をもっともっと知りたくなったから、勉強しようかなって。」

「へぇ…でも、何か研究者っぽくない外見だよね。何というか、ふわふわしてるというかさ。」

「ふえぇ、そうかなぁ?でも、わたしも眼鏡くらい掛けたらそれっぽく見える、って思ってるんだけど…。」

「なら、僕のをあげるよ。お店に行って調整してもらえば、そのまま使えると思うよ。」

「え?いいの?でも、チェレンは大丈夫?目が見えなくなっちゃうんじゃあ…」

「良く見てみなよ。それは伊達だ。それに、僕も外見から変えていこうと思うんだ。
 眼鏡を掛けてると、非力に思われそうでね。ジムリーダーが見てくれで弱そうと思われるのはいけないからね。」

「なるほど〜…クシュ!」

「風邪?」

「そうじゃないんだけど…最近寒くない?」

「そうだね…もう夏も近いっていうのに、異常な低温日続きだ。今年の冬は相当な駄々っ子みたいだね。」

「何か原因はあるのかなぁ?」

「分からない。けど、この寒波はカゴメシティの近くから発生してるらしい。セッカシティは季節外れの銀世界に
 なってるみたいだし、イッシュ北東部は雪を通り越して植物が凍結状態になってるところもあるらしい。」

「そうなんだ…このままだと、イッシュ地方が氷漬けになっちゃったりして。」

「…ベル、研究者は事実主義者(リアリスト)に成功者が多いらしいよ。」

「もぉ、冗談だってば!…そういえば、キミはどうするの?」

「…原因を探りに行く?そうか、カゴメシティに…でも十分に注意した方がいい。
 あそこには災厄が住む穴があるそうだ。キミなら大丈夫だと思うけど…。」

「みんな、がんばろうね!それじゃあ、バイバーイ!」



「―さて、と。お昼も済んだし、そろそろ出発しようかしら。
 PCシャットダウン、っと。」

□■□■□■□■□■□
シャットダウン中
0:05:00
□■□■□■□■□■□

―さて、そろそろ行かなくちゃ。
ボクは必ず勝つ。ボクのために、トモダチのために。

TrackBack:(0) Comment:(1) 12:15:19

Prr…Prr…

「はい、アララギですけど…何だパパか。今何処に居るかって?
 これからカノコを出発するところよ。パパは何処に居るの?

 …空!?ちょっと、またフウロちゃんに無理言ったんじゃないでしょうね?
 ハハハじゃないわよ!ちょっと変わって!

 あ、フウロちゃん?ごめんね、パパがまた我儘言っちゃって。
 あんまり言う事聞かなかったら、空から落としちゃっていいからね。
 …アハハッ、大丈夫大丈夫!うちのパパ頑丈だから!そうそう…」

―バタン。

□■□■□■□■□■
シャットダウン中
0:01:00
□■□■□■□■□■

―さて、そろそろ行かなくちゃ。
ボクは必ず勝つ。ボクのために、トモダチのために。

TrackBack:(0) Comment:(1) 12:15:19

□■□■□■□■□■
シャットダウン中
0:00:02
□■□■□■□■□■

―さて、そろそろ行かなくちゃ。
ボクは必ず勝つ。ボクのために、トモダチのために。

TrackBack:(0) Comment:(2) 13:02:49

-System was Finished Successfully-
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みんなの感想

この物語に感想を書こう。みんなの感想は別のページにまとまってるよ。


物語のつづきを書きこむ

ここにつづきを書けるのは、作者本人だけです。本人も、本文じゃない フォローのコメントとか、あとがきなんかは、「感想」のほうに書いてね。

物語ジャンルの注目は、長くなりがちなので、いちばんあたらしい1話だけの注目に なります。だから、1回の文章量が少なすぎると、ちょっとカッコわるいかも。


状態(じょうたい)

あんまりにも文字の量が多くなると、 ()み具合によっては エラーが出やすくなることがあるよ。ねんのため、 本文をコピーしてから書きこんでおくと、エラーが出たとき安心だね。

シリーズのお話がすべて終わったら「終了」に、文字数が多すぎるために テーマを分けて連載を続ける場合は「テーマを移動して連載」(次へ)に 状態を切り替えておいてね。この2つの状態の時に、「次の作品に期待」 されて感想が書き込まれると、次のテーマが作れるようになります。

ちなみに「次の作品に期待」をもらって「完結」や「続く」になってる作品を 「次へ」「終了」に変えることもできるけど、その場合、次のテーマを 作るためには、もう一度「次の作品に期待」が必要になります。

しばらくお話の続きが書けなくなりそうな場合は「一時停止」にしておいてね。 長い間「一時停止」のままの物語は、Pixieの 容量確保(ようりょうかくほ) のため消されることがあるので、自分のパソコンに 保存(ほぞん)しておこう。

やむをえず、連載を 途中(とちゅう)で やめる場合は、凍結をえらんでね。ただし、凍結をえらんでも、次の物語が 書けるようにはなりません。感想をくれた人や、次回を楽しみにしてた人に、 感想 で おわびしておこう。


ポケットモンスター(ポケモン)のページ「Pixie(ぴくしぃ)」